大番の作品情報・感想・評価

「大番」に投稿された感想・評価

ギューちゃん(加東大介)の明るい魅力と、立身出世の夢のある展開でとても楽しい作品。
昭和初期の設定で、日本橋や兜町が実に素朴な町で(ロケなんだろうか?)、日本髪の女性が歩いていて、本当に当時はこんな感じだったのかと思えてくる。相撲大会など、少ししかない場面もすごく凝った作り。株価が順に表示されていく場面はスリリングだった。
ゲスト俳優が多くてすごく華やか。加東大介と仲代達矢のコンビが仲良くて良い。淡島千景さんが健気な女性でかわいくて、メロメロになった。

「獅子文六ハイカラ日和」
健康的に面白かった。
全然押し付けがましくない、説明的でない牛ちゃんの女好き、大飯食らいに、思わず笑ってしまう。
淡島千景がいじらしい、可愛い!!!
有島一郎の品の良さ。
そして、三木のり平はやっぱり魅せてくれるなぁ。
どうみても地方のオヤジにしか見えない笑
一本目は「青春篇」
昭和2年から五・一五事件の頃まで
序盤に谷中の愛玉子の店と同じ看板が映ってる
ギューちゃん最高。来週上映の続きが楽しみすぎて待ちきれん。『大番』の加東大介と淡島千景が史上最高の加東大介と淡島千景なのではないか。戦前の兜町でギューちゃんが株屋としてのし上がってゆく話なので、色々と生々しくて現在相場を張ってる人にもオススメ。当時の場立ちの様子とか選別銘柄とか、満州鉄道株で築いた財産を五・一五事件時の株価暴落で失う話しとか、とても面白い。淡島千景の美しさと加東大介の大らかな男らしさが絶妙なんです。
がいに面白い映画やったな。代表作というのも納得の「加東大介」という役者そのものな映画でした。さすがに18歳という設定(回想で17歳も演じてる)は笑ったけど、「いや、わしはブルや!」の勢いで演じきる!僕も淡島千景に結婚をせまられたいです。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.4
伝説の相場師ギューちゃんの一代記青春編。とても面白い!DVD_Box化希望!相場師は江戸時代の堂島(世界史上初の証券相場?)からですかね…今でいう個人投資家(でも絶対今とは違う…)の波乱万丈の半生を描く四部作。すぐ次作を観たくなるこの加東大介演じるギューちゃんというキャラクター。そして尽くす淡島千景の意地と張り。仲代達矢の善良さとインテリ風な繊細さ。さらに東野英治郎の乞食紳士!たまらん。
加東大介がパンッパンに太ってて心配になるレベルだが…何故だ可愛い。だめんず(劇中のだめんず)にはうるさい自分ですが…まさかの加東大介がややアリだと…?ただこのシリーズ通して…淡島千景に感情移入し過ぎたためツラくてボロ泣きです。淡島千景が…こんないい女なのに…"男の貞操"とやらでどう尽くしても1番になれないという。どういうこっちゃ(ノω・、)
あとシリーズ通して楽しみなのがチャップリンさん。落ちぶれた老投資家の東野英治郎は…なんだろうこれ仙人なの。なんて可愛いの。

舞台は昭和2年の兜町、証券相場。証券口座を作ったくせにまだひと株も買ってないくらい金融商品というものにピンとこない自分ですが…ここがま〜楽しい。見直した時楽しむために株買ってみようかなぁ。
兜町のシーンは何が感動するってロケ&セット&小道具がよい。昭和2年に始まる物語。57年製作なのに画面から立ち込める昭和一桁の空気。空襲から残ったものフル活用という感じに、再現セット&小道具が素晴らしい。もう当時の兜町にいるかのようです。
さらにギューちゃんのふるさと宇和島も兜町に負けず素晴らしい舞台。青年会に見る夜這い文化やお国言葉、ミカンじゃない段々畑。海のまぶしさもモノクロなのに輝かしいこと。
田舎の登場人物もとてもかわいくて、なんといっても多々良純と三木のり平。三木のり平なんて相撲しちゃう。細っこいのに意外と筋肉モリモリ。
ホーホー(・」o・)」

しかし歌舞伎座の倍速はなんなんだろう…いいけどさ。
シネマヴェーラ渋谷の千葉泰樹特集にて。
タイトルの「大番」ってどんな意味なのかと思ってたら物語の途中でそれが判明した。

加藤大介さん演じるギューちゃんがとにかく魅力的。
上京時の設定ではなんと18歳!
うーん…頑張ればそう見えなくもない…かな。笑
ちょっとオツムの弱そうな喋り方が何だか可愛い。

けれども物語が進むにつれ、ギューちゃんの成長と共にどんどんカッコ良く見えてくる。

淡島千景さん演じるおまきさんも良い。
あんな人に夫婦になってくれって言われたら、即答しそうなもんだけどギューちゃんは原節子さん演じる地元・宇和島の名士の娘のことを思っているのです。
そして、原さんが写真では登場するんだけど中々実物が出てこない。
え、これもしかして写真だけで終わりなんじゃ?と思って不安になる頃にきちんと登場するのでご安心を。

併映の「みれん」目当てで観に行ったんだけど、映画的満足感はこちらの方が上だった。
このシリーズは全4作なんだけど、こりゃ全部観なければ。
最近、ちくま文庫で相次いで復刊してるし、獅子文六アツいな!

ギューちゃんが友人を探して日本橋辺りの蕎麦屋を探し歩くシーンで、谷中の「愛玉子」がチラッと映ってた。本当に昔からあの看板なんだなあ。
ロケーションのシーンが結構多くてそれを見るだけでも楽しい。

2016.4.12 シネマヴェーラ渋谷
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.5
まさかヴェーラでグッチ・メインがハスリンする映画を見れるとはな〜。
淡島さんの惚れきった感じがたまらないし夜這い講習が見所。
ウニ豆の小鉢の中身を見せてくれないのが不満。
tonkara

tonkaraの感想・評価

4.0
池袋新文芸坐にて。これは確かに4部作一気に観たい。淡路千景とのやりとりでホロリと来た。千葉泰樹作品、きっちりしていて、しかし気になるところもあり、研究したくなる。しかし本作を原節子追悼でかけるのはなかなかの強心臓である(写真だけの登場かと心配した)。
神

神の感想・評価

4.8
ラピュタで鑑賞。
淡島千景でなくとも惚れるよギューちゃん。そして三木のり平の宇和島夜這い講義、かなり活き活きしていた。ホーホー!