男はつらいよ 寅次郎の告白の作品情報・感想・評価

「男はつらいよ 寅次郎の告白」に投稿された感想・評価

gentleman

gentlemanの感想・評価

4.0
『おじさん、世の中で一番美しいものは恋なのに、どうして恋をする人間はこんなに無様なんだろう』

おじさんに向けて心の中で発した満男の言葉。満男がみっともないと思っていたおじさんの恋愛への見方も変わった作品。
ペロン

ペロンの感想・評価

4.1
恋はこんなにも美しいのに
恋する人はこんなにも無様だなんて

いい言葉だ。

でも その無様さこそが 美しいのではないか みつお!
marica

maricaの感想・評価

3.5
44作にもなると、満男による寅の分析が進む。何に基づいて行動してるのか、何も考えてないようでちゃんと考えて行動していたこと。でもやっぱり何より人間関係、義理を大事にする伯父さん。志村喬の”人間の生活とは”にも見られる、全編を通しての『人間の幸せ』というテーマにも繋がる気がする。1話で寅が『理屈じゃ動かねえんだよざまあみろ』的なことを言ってたけど、理屈を超えた情みたいなものが最も人間らしいんだろうなあ。
シリーズ44作めは吉田日出子がマドンナ。と言ってもほとんどが満男と泉の話だが、艶めかしい飲みの描写で少ない時間ながらも寅さんも印象的。満男はおじさん見て学び成長するという展開も定着か。でもやっぱり寅さん主じゃないとなあ。‬
かおり

かおりの感想・評価

4.5
泉と満男、2人の恋を見守るとらやのみんなと寅さんの名言の数々、、
今の時代のように便利じゃない分、ドラマがいっぱいで甘酸っぱい気持ちに。

泉も新茶寮の女将さんも女にしか分からない苦労を抱えながら、明るく振る舞う姿がなんとも切なくたくましかった。

「寂しさなんか歩いてるうちに風が吹き飛ばしてくれるからな 」なんていう寅さん、いいね。
私は寂しくなったら寅さんに会いたいな。
御前様の激しい恋の告白には笑った。
み

みの感想・評価

3.5
寅さんと満男の関係が濃くなってきてから、心に沁みる台詞が多くなってきてるなーー

素直に心に響いちゃう
真名菊

真名菊の感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最後がとても好き。
愛は美しいのに、恋する者はこんなにみっともない。だから、自分におじさんを笑う資格はない。
みつおが大人になったなぁと感じた瞬間でした。
hontochi

hontochiの感想・評価

3.6
気がつけば寅さんにも90年代の雰囲気が。寅さんの動きが少なくなった分若い二人が目立つようになってきた。鳥取の風景は素敵。
恋は若者の特権なんかじゃない
誰でもどんな時でも幸せになりたいと願うもの
型はどうであれ誰だって幸せになっていい
辛くて辛くて苦しくていっそ何処かへ消えてしまいたい
そんな時が誰にだってある
「あーこんな時寅さんが居てくれたらな〜」

でも寅さんは特別なんです、年に一度のお祭りみたいなもの
その時は嬉しくて楽しくてついついはしゃいだりして
でも、祭りが終われば寅さんの空の雲のように流れて消えてしまう
「また来るよ」って言って消えてしまう

それでいい、特別は特別のままがいい
それが日常になったらそれこそ辛い時にどうにもならなくなっちゃうもんね
砂丘での再会シーンのカメラワークが最高すぎる。
料亭での女将さんのシーンで一瞬、女が階段を上る時のオマージュらしきシーンも。

満男シリーズ3弾目。
満男シリーズとても好きです。
徳永英明にもなれてきました。むしろグッときて拳を握るくらいになってきました。
公開時も平成で、世の中は変わった変わったと言われてますが、「生きることと仕事と幸せ」というのはいつまでも変わらなそうですね。愛とか恋もか。

東京での生活観、仕事観と、鳥取でのそれの違いが風景で語られて、大事なことを教えられている感じがしました。

満男が他のみんなと違って寅さんを尊敬するのは、小さい頃から(鎌倉のデートに無理矢理連れてかれたりしながら)他の人が見ていないような重要な瞬間に一緒に立ち会っているからなんだなぁ。
序盤階段落下シーンのマジっぽい流血。
後半階段落下でも同じ場所からまた流血させるという、偶然からドラマへの転換もさすが。

数々ある電話のシーンで、気の利いた嘘の使い方も増えてきました。
親しき仲でも、顔が見えてないからこそできる気の遣いあい。
こういう細かな演出が本当にいいですね。

御前様の「わしも昔は凄かった」話が最高でした