圧倒的なシナリオの力。
井伊家の庭先で切腹を願い出る浪人。入れ籠構造のように二転三転する物語。切腹の理由が明かされてゆきながら、真実だと思っていた姿が入れ替わる様子はさながら羅生門
やがて見えてく…
「武士」という権威の外側だけを飾り、中身のないものを偶像のように崇める。冒頭の鎧が象徴していた。
武士に限らず組織の体面を保つために人が犠牲になることは現代でもあるし、人権よりも尊重されるカタチのな…
『七人の侍』と同じくらい完成度の高さに衝撃を受けた。『七人の侍』が農民の汚さを描いているのに対して、武士道の汚さが見られる。白黒映画で画面の明暗がはっきりしてるのが良かった。当たり前だけど名優の若い…
>>続きを読む松竹株式会社