蜩ノ記の作品情報・感想・評価

蜩ノ記2013年製作の映画)

上映日:2014年10月04日

製作国:

上映時間:128分

ジャンル:

3.4

あらすじ

前代未聞の事件を起こした罪で10年後の夏に切腹すること、そしてその切腹の日までに、藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じられた戸田秋谷(役所広司)。その切腹の日は3年後に迫っていた。 檀野庄三郎(岡田准一)は、家譜編纂の作業から藩の秘め事を知ることになる秋谷が逃亡せぬよう監視せよとの藩命を受け、幽閉中の秋谷の見張り役として、秋谷の妻・織江(原田美枝子)、娘・薫(堀北真希)、息子・郁太郎(吉…

前代未聞の事件を起こした罪で10年後の夏に切腹すること、そしてその切腹の日までに、藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じられた戸田秋谷(役所広司)。その切腹の日は3年後に迫っていた。 檀野庄三郎(岡田准一)は、家譜編纂の作業から藩の秘め事を知ることになる秋谷が逃亡せぬよう監視せよとの藩命を受け、幽閉中の秋谷の見張り役として、秋谷の妻・織江(原田美枝子)、娘・薫(堀北真希)、息子・郁太郎(吉田晴登)と生活をともにし始める。 切腹という過酷な運命が待っているにもかかわらず、一日一日を大切に、淡々と家譜づくりに勤しむ秋谷。夫に深い愛情と信頼を寄せ、家族に尽くしながら穏やかに日々を過ごす、妻の織江。そんな両親の背中を見ながら、必死に強い心で生きようとする薫と郁太郎。 秋谷の揺るぎない姿、それを支える家族の姿に感銘を受けた庄三郎は、秋谷が切腹に追い込まれた事件に疑問を抱き、彼を救うべく、真相を探り始める。 やがて庄三郎は、事件の真実を暴き藩政を揺るがす、重大な文書を入手する。 果たして、秋谷と庄三郎、織江と薫に待ち受ける運命とは…。

「蜩ノ記」に投稿された感想・評価

Skyler

Skylerの感想・評価

3.3
誰の演技がいうより、
全体的にこの演出は。

トーン、テンポ、抑揚、
皆んな同じ話し方。
役者の持ち味を殺してしまっている。
実力俳優陣も、せつかくの良い話しも勿体無い。

理不尽がまかり通る時代にも、
最後まで人間としての尊厳を失わなかった武士の話し。

そんな理不尽さを誰よりも知っていながら、無実で殺された百姓の子の為に、子供と一緒に仇討ちしようなんて思うわけがない。 即打ち首なはず。

命の尊さを伝えたいのか、命より武士道精神が大事って伝えたいのかわからない。

政治の腐敗、理不尽が多い時代は今も同じで、彼らの生き様に学ぶものは大きい。

四季の美しさ、音のない静けさ、
終始淡々とした潔さ、
最後のシーンは少し退屈に感じていたこの演出がよくあっていた。
時代劇を観て涙したのは、武士の一分とたそがれ清兵衞位でしたが。
武士の心得、武士の家族の心得。
自分は甘いなと。本当に反省させられる。
鏡に美しい姿がうつる
そういう自分でありたいなと思いました。
ラストは涙が止まらなかった。
録画番組を整理していたら見つけたので鑑賞。役所広司と岡田准一が主演だったので録画したような気がする…。
簡単にまとめてしまうと、いわゆる胸糞悪い話を「蜩の紀」という響きの良い言葉で包んでしまっている作品のように感じた。
※原作が小説だということで、内容については言及しないでおく。
映画全体として言えるのは、雰囲気が暗いということだ。当然、この映画自体が切腹を待つ武士を中心に描いているので、話が明るくなることはないにしても、暗すぎるのではないか。前半の展開に注目してみても、盛り上がる演出などがないので、すごく冗長に感じてしまい、話が大きく動く後半の中身が入ってこない。
また、 素人目から見て不満に思ったのが登場人物の個性である。先述の通り、基本内容が暗いので、出てくる人全員の個性が死んでいる。主演ですら、別にこの人がやらなくてええんちゃうの?と思ってしまったほどだ。(最後の役所さんの笑顔は別。あれは素晴らしい)
まとめると、のっぺりとした救いようのない話を、淡々とした百姓の生活とともに描いているのですごく面白いということはなかった。この時代特有の理不尽や、文化に立ち向かおうとする人の姿勢には学ぶべきところは多いとは思う。しかし、映画は娯楽だ。やっぱり観て面白いと言えるものでないと。




P.S. この映画の主演の二人って「関ヶ原」ではおもいっきり敵同士やないか、ということに観賞後気づいてクスッっとなってしまったよ( ´,_ゝ`)
y

yの感想・評価

3.7
当時のしきたりは良くわからないが、
理不尽な事から10年後に切腹を命じられた男(役所広司)と、
その男を見守る刑を下された男(岡田准一)が、
刑期を終えるまでにどのような生活を送るのか、そして罪のない人間の痛みを伝えていく話の流れがグッド!
haru1164

haru1164の感想・評価

3.8
武士としての覚悟だけじゃなく、父として、夫として、そして人としての覚悟。
武士の生き方は完全には理解できないけど、人の感情は普遍的なものがあって、現代人でも共感できる部分は多い気がした。
自分が死ぬときに、あの最後のまもなく死を迎える人とは思えないような役所さんの清々しい姿ように、この世に思い残すことなくなすべきことを為して、気持ちよくこの世を去りたいと思いました。

一日一日大切に生きようと思いました!!

以上
ラスト
夫の髪を結った後の
妻の覚悟、女の強さを感じました。
日本人が日本人の生き方が美しい
全ての日本人がそうでは無かったとしても 今の日本の姿は...

つん

つんの感想・評価

3.3
監視ってことで
一緒に住むのはありなのか?

情がわくのは必然
ryu

ryuの感想・評価

3.8
長い不名誉や屈辱に耐え忍び、果たすべき役目を遂げて切腹する。役所広司のこういう役柄は最後の忠臣蔵にも共通しているから似合ってるなぁとしみじみ。ぼくたち日本人は失った生き方を時代劇に投影したくなる。
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