ビンラディンを探せ! 〜スパーロックがテロ最前線に突撃!〜の作品情報・感想・評価

ビンラディンを探せ! 〜スパーロックがテロ最前線に突撃!〜2008年製作の映画)

WHERE IN THE WORLD IS OSAMA BIN LADEN?

製作国:

上映時間:93分

3.6

「ビンラディンを探せ! 〜スパーロックがテロ最前線に突撃!〜」に投稿された感想・評価

daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.3
ビッグマックを食べ続けて話題を呼んだ「スーパーサイズ・ミー」の監督モーガン・スパーロックが、前作同様、監督自身が「主役」となり、「オサマ・ビン・ラディンはどこにいるんだろう?」と質問しながらイスラム諸国を駆け回る。相手を「テロリスト」と決め付け、そこで暮らしている人々の姿を見ようとしないアメリカ人に向けて、自分たちが戦争している国の実態を見せ付けるドキュメンタリー映画。 
恋人から妊娠を告げられスパーロック監督は、世界の安全が気になって、テロの元凶オサマ・ビンラディンを見つけだそうと決意。
まず予防接種と自衛のための護身術で武装し、エジプトやモロッコで政治腐敗や貧困がテロの原因になっていることをスパーロックは実感する。サウジアラビアでは言論の自由がない状況が、ある。パレスチナ問題が、土地問題であること。アメリカは、共産主義国を潰すため石油のために中東の軍事独裁政権を支援し、国民が虐げられている。
「アメリカのテロに対する戦争は、正しいのか?」考えさせられるドキュメンタリー映画。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

4.0
そうなんだよね、ムスリムの人って、すごく優しい。ユダヤ教徒だって、あれは国民感情であって宗教的な攻撃性なんかじゃない。他国や他宗教を理解することはできなくても、みんな違ってそれでいい的なことを忘れさえしなければ、恐れから攻撃をすることもなくなるんじゃないのかなぁ、と移民の国に住むわたしは思います。そんな当たり前なことを馬鹿らしく楽しく教えてくれるドキュメンタリーでした。あと、ニック・ロウの曲をエンディングに持ってきたところで、この人の実際は真面目なところも垣間見得ました。
deadcalm

deadcalmの感想・評価

3.7
(昔書いたレビューの移植。7年前当時の内容そのままにつきいろいろ記述が古いですが悪しからず)

http://deadcalm.hatenablog.com/entry/20110119/1295423674

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「スーパーサイズ・ミー」でおなじみ、ドキュメンタリー界の体当たり芸人ことモーガン・スパーロックが、米軍とCIAがいまだにビンラディンを見つけられていない状況に業を煮やし、それなら俺がビン・ラディンを見つけ出してやる!と単身アフガニスタンに乗り込む映画。


序盤はテンポ良くくだらないノリで観客をつかみ、上手にシリアスなテーマを噛み砕いて織りまぜながら自説につなげていく作りは「スーパー・サイズ・ミー」から変わっていない。二次大戦以降の米国と中東の外交関係の歩みも簡単におさらいしてくれるので、あまり背景を知らない人にも勉強になる。(もちろんスパーロック流におもしろおかしくされているので、そのまま鵜呑みにせずにあとで勉強しなおしたほうがいいけれど)


もちろん、というかわざわざ書くだけ野暮なんだけど、監督は本気でビン・ラディン当人を見つけられるとは思ってない。彼が見つけようとしている「ビン・ラディン」とは、ビン・ラディンを生み出し、ビン・ラディンに象徴されている「何か」、アメリカ社会がイスラム世界全体に対して漠然と抱いている恐怖の本質のこと。監督は行く先々で一般市民に「ビン・ラディンはどこ?」と問いかけ、その質問をきっかけにしてできる限りの本音を引き出すよう試みる。


さて、そういうテーマではあるけれども、彼はいきなり直球ド本命のアフガン・パキスタンに向かうようなことはあえてしない。尺が足りないとか映画的な理由ももちろんあるけど、彼は先にエジプト・モロッコ・イスラエル・サウジ、と寄り道しながら、それぞれの国で人々が今の状況をどう思っているのか、彼らには何が見えているのかを探って回る。


それぞれの国の中に様々な人がいて、みな異なる意見と感情を持っている。テロ思想が生まれる土壌について解き明かそうとするとともに、アメリカ人が「イスラム世界=テロ」とひとくくりにして漠然と抱いている無知からくる恐怖に対して、「幽霊の正体見たり」とばかりに克服を図る。必然的に、自分が後にしてきた「アメリカ」の、内側からは見えなかった別の姿にも出会う。

そんな過程も面白いけれど、やっぱり単純に、日本人には区別のつけにくい人々のそれぞれ全然違う立場と感情とを見られたことが一番良かった。


土地を追われた人、家族を失った人、明日の飲み水にさえ事欠いている人、戦火に怯える人、体制の目を恐れる人、自由を求める人、家族を守りたい人、復讐を誓う人、ただ心穏やかに暮らしたい人、祈る人、無関心な人。それを見つめる子供の瞳。

「(ブッシュもオサマも)どっちもくたばれ」と吐き捨てる老人。

憎しみだけが残る。

でも、みんな心の中で思っていることは同じ。みんな同じものが欲しいだけ。それを最後に実感させるシーケンスで、映画は終わる。

「スーパーサイズ・ミー」よりずっと中身のある良作だと思う。

会える訳ないんだけど
当時パキスタンとアフガニスタンの国境あたりにビンラディンがいるとの噂があったらしくて行ってみるってのが大筋。

数ヶ月その土地に身を置くことで
一般のイスラム教徒たちに対する
偏見が払拭されて
なぜテロが起こってしまうのか
その根本を改善しない限り
ビンラディンを捕まえたところで
テロは繰り返される事を悟ったのは納得の帰結。
死

死の感想・評価

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ユーモアを交えた内容でくすくすしながら観られた。サウジアラビアの状況は全く知らなかった。内容の本筋ではないけれど、赤ちゃんがうまれたところに感動した。
感想川柳「テロリスト いたちごっこは 終わらない」

松嶋町山の未公開映画を観るTVの作品です。φ(..)

ビンラディンが見つかる前の話なので今となっては面白くないかもしれませんね。f(^_^;もちろん作中では見つかるわけありません。(;・∀・)

スーパーサイズミーのモーガン・スパーロック監督が子供を授かることになり、安心した生活を送るためにビンラディンを捜しに行くというドキュメントです。

色んなイスラム圏の国に行きますが、みんながみんな原理主義なわけではないので、ホントにヤバい場所に行かなければそこまで危険ではない。(^^;むしろどの宗教でも原理主義的な人達は怖い。((((;゜Д゜)))この中にも出てくるユダヤ教の人達は怖いよ。

一番活動的なのはイスラム教原理主義集団だけど、イスラム教が無くなることはないだろうし、むしろ増えてる。ビンラディン亡き今も結局テロは止まらない。(*_*;

誰か答えが出せる人がいたらノーベル平和賞確定。( ゜ρ゜ )
酒

酒の感想・評価

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かるーく見れる
何気に正解にたどり着いてたのが今になってわかるのがおもろい
ysak

ysakの感想・評価

3.3
スーパーサイズミーと同じく、体張る要素強いM.ムーア。今見ても色々と考えはさせられる。
Luna

Lunaの感想・評価

4.5
ビンラディンが殺害される前なので、ちょっと古いです。

1ヶ月間マックを食べ続けた「スーバーサイズミー」のスパーロック監督が、
今回はイスラム諸国の国々を巡り、平和の為にビンラディンを見つけてテロをやめてもらおうという旅にでる。
冒頭はコメディタッチでゲーム感覚だけど、
内容はシリアス。
でもテンポがいいので飽きないです。

「アメリカのことどう思う?」
という質問に対して
「アメリカ人は好きだけどアメリカ政府はダメだね」
と答えるムスリムの人々。
他にも、パレスチナでは、アルカイダの事をどう思うか?などなど。
普通の人々が何を思っているのか。
彼らとふれあい平和的な真の姿をみる。

オサマは当然みつかりませんでしたが、彼を殺してもテロは無くならないという結論にいたり旅を終わらせます。
祖国を愛し家族を愛する平和主義のスパーロックのドキュメンタリー映画です。

宗教(イスラム教)怖い、とか言ってる人にみてもらいたい。
色々な視点で見るって大事だなと思いました。出てくる宗教に対して見方が変わりました。
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