華氏911の作品情報・感想・評価

華氏9112004年製作の映画)

FAHRENHEIT 9/11

製作国:

上映時間:112分

ジャンル:

3.3

「華氏911」に投稿された感想・評価

こう、あんまりパッケージングされてもなあ、というのはある。
思想同士が衝突して友敵を作り出す今の世界を見ると、この頃はまだ牧歌的に感じられて笑える。
hitomi

hitomiの感想・評価

4.0
どこまで鵜呑みにしていいかは分からないが、恥ずかしながら知らないことだらけだった。
とてもメッセージ性の強い、説得力のある映画だと思った。
2018年41本目
ドキュメンタリー映画は編集にかかる比重が大きくなる傾向があると思います。本作は、その編集の妙技が最大の魅力ではないでしょうか!?
アメリカという大国の大統領をこれだけコキ下ろすところなんか、アメリカ国民がどのような情報を求めてるかを知ってるからこそ面白い仕上がりになってるなと感じます。それだけアメリカ国民は政治に関心がありますし、人種のるつぼだから関心を持たざるを得ないのかもしれません。
とにかく、政治家というのは利権にぶら下がるのは万国共通なのでしょうか!?その欲のために、戦争を始めるのは政治家。犠牲を払うのは国民。
マイケル・ムーア監督が本作の終盤にある議員に放った質問は、当たり前すぎて痛快です☆私自身も政治家に直接言ってやりたい言葉で大いに感銘しましたよ!!
OTO

OTOの感想・評価

3.5
ドキュメンタリー映画でここまで興行収入で成功を収める作品が出てきたことに驚きを隠せなかった。

日本人としては、たんなるエンタメとして消費するのではなく、省みて考えてみたい。日本でこれができる監督が出てこないのはなぜなのか。言論の自由が保証されているように「見えている」だけだからか。教育において、このような尖ったことを貫く人材が育てられていないからか。

憂うべきは、アメリカだけではない。
今更だけど見た。
偏ったメッセージであり情報整理必要そうだけど、、

政治関連のフェイクニュースは今ホットなテーマなので、このオッサンのTwitterフォローしてみた。
ブッシュ嫌いのイライラおじさんが撮ったブッシュ面白ビデオ。
これがドキュメンタリーかどうかは置いといて前半結構笑えて面白い。面白テイストで通せばもっと面白かったのに。

smart

smartの感想・評価

4.8
静かな怒りをたたえた渾身の反逆作品。 鋭角な視点なのにオフビートなノリ。ラストのホワイトハウス前での悲惨な泣き声がまだ響いてる。
NONAME

NONAMEの感想・評価

3.7
2000年代前半以降のPOVには 猫も杓子も あのゾンビ映画界のゴッド・ファーザー ジョージ・A・ロメロでさえ 「俺がやりたいことは POVを使った政治的革命映画」と言わしめた強烈な求心力があった。だからこそ ジョージ・A・ロメロという巨星が落ちた今は 「我々が唱えるDIYなんてものは 結局 先進国に暮らす アンフェアな豊かさを背景にしたバブルな夢で 幻想に過ぎなかったかもしれない」。そんなビターな思いを感じずにいられない ひとつの大事件だった。だが そんな社会派ホラーの英雄としてロメロという記憶も もはや過去のもの。80年代にはホラーと社会的メッセージの橋渡し的存在だったロメロだが もはやゾンビ映画はエクスペンダブルズ組並みの巨大産業になり反体制映画はほぼ消滅した(当時)2004年に マイケル・ムーアは何を持って シーンに帰還したのか?

『ボウリング・フォー・コロンバイン』からのファンは そんな不安混じりの期待で 若い世代からはまったくの無関心でもって迎えられたであろう本作である。前作からの2年ぶりの本作は はっきりと「夢は終わった」ことを自覚しジョージ・W・ブッシュという真の現実に向き合った作品になった。すべての撮影はドキュメンタリー。劇中に挿入されるトラックも 今の耳で聴くとかなりオールドスクールだ。そして適材適所に流れるトラックをバックにマイケル・ムーアは攻撃する。「俺達がやれることはすべてやった」と言わんばかりに。
今現在 我々(日本だって例外じゃない)が置かれている複雑極まりない状況に向き合うには とにかく多くの言葉をマシンガンのように吐き出す必要があったし それと同時に そうした状況をすっかり忘れて 心の底から楽しむための最高の映画が必要だった。裕福で 知的な邦画とは対極にあるアメリカとしての 誠実かつクレヴァーな帰着点だ。絶対支持。混乱した現実を生き抜くための映画は必要だ。だから 今度は日本を銃撃してくれ マイケル・ムーア。
マイケル・ムーア監督がブッシュ政権に鋭く切り込んだドキュメンタリー映画。
社会派エンターテイメントという感じ。監督自身がリポートするというスタイルはテレビでは普通だが、映画ではあまり見られなかったはず。

共和党は怖い、という印象をかなり植えつけられる。
マイケル・ムーアの作品はドキュメンタリーでは無いという意見はよく目にするし、自分もどちらかと言えばそう思うけれど、ではこの作品がダメかと言えばそんなことは無いと思う。
ただ、過去の作品と比べて監督自身がノンアポで突撃する場面は少なく、そのあたりは作家性としては薄い作品の気もする。
何十年も経ってから政治家の評価が変わるという事も珍しくないので、そういった意味ではこの作品の価値が高まるのはまだ先の事かもしれない。
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