華氏911の作品情報・感想・評価

「華氏911」に投稿された感想・評価

shidama

shidamaの感想・評価

4.8
自分の無関心と無知を恥じた。

国の情報操作や国民煽動、有事の際に政治家が裏で何をしてるのか。

政治に興味を持つキッカケになるのでは⁈
矛盾した情報を流し国民を混乱の渦に巻き込む 神経はすり減り町は恐怖に支配される 疑心は継続的な扇状によりその効果を高められる 軍隊はあくまでも自主的な参加とされているが、実質社会的弱者につけ込んでいる
利益はどこへ消えてゆく?
殺戮を解放だと信じる兵士/無知/無駄死に 血を流すバグダッドの子ども/報復に燃える若者 最後のオーウェルの言葉が無意味かつ作為的な物語の全てを物語る
誰もがたちの悪いジョークだと思っていたトランプ政権の実現。そのまさかが未だ進行中という悪夢の中、まさに世界中が緊急事態に陥ってしまった現在。作中、為政者が緊急事態に民衆の不安を煽り集団心理を操作しやがて強大な権力をほしいままにする独裁政治に至るという、何度も繰り返されてきた黒い歴史を大国アメリカがそのまま踏襲してきた道筋を辿り、今まさに日本で同じことが起ころうとしていることに改めて震撼・・・。
それでも、信念ゆえに偏りはあっても、M.ムーアのような舌鋒鋭い映画監督が今なおしぶとく現地で活動し、弱者とそれを支持する層と共に全力で世界に向かって彼らのメッセージを発し続けていることが、あの国ならではのパワーであり、残された希望でもある。

このレビューはネタバレを含みます

(高校の時の感想)
(自分の記録用コピペ)


マイケル・ムーアのドキュメンタリーが見てみたかったので、見てみた。
内容は、へえーと思ったし、映画にまでしているからには、ある程度事実の内容だろうから、ブッシュがいかにクズなやつかというのもよく分かった。

イラク戦争の生んだ多大な犠牲の話も初耳のデータが多かったし、やはり戦争大国アメリカの問題や究極の格差社会の悲惨さも思い知らされた。ドキュメンタリーとしては素晴らしいし、さすがマイケル・ムーアだなと思った。

ただ、ちょっとくどかったかな。お涙ちょうだい的なのは苦手なので、息子を戦地に送った家族の話とかをずっと流されるのはさすがにイライラした。その悲惨さや、キツさはそこまでで充分分かったから、と思った。

もちろんこの作品はムーア側の主張のみだから、一概には言えないけど、やはりアメリカは弱者の声を切り捨ててきたところがあるし、やはり貴族同士ブッシュ家とオサマ・ビン・ラディンは繋がってたんじゃないかなとも思ってしまった。

9.11はただの悲惨な事故ではなくて、背景に多くの政治的、経済的な利権争い、白人の傲慢さ、アラブ問題などなど様々な問題を含んでいるし今でもやはり謎は多いようだ。
中東の問題は解決してほしいし、早く平和な日々を送れるようになってほしいと思った。こういうドキュメンタリーは勉強になるし、映画とはまた別の面白さがあっていい。ただ、やっぱり頭使うからダラッとはみれないなぁ。作品はよかった。
AKITO

AKITOの感想・評価

3.4
史上最悪の大統領の記録映画。二〇〇一年、不正行為で大統領になったジョージ・W・ブッシュの支持率が悪化の一途を辿るなか、ブッシュは休暇に出かけることに。同年九月一一日、三〇〇〇人が死亡した同時多発テロが発生。アメリカからの渡航が禁止されたにも関わらず、重要参考人であるはずのビン・ラディン一族が出国。ビン・ラディン家とブッシュ家は親密な関係であった。ブッシュは同時多発テロ事件の調査を妨害し、その一方でサウジに便宜をはかっていた。ブッシュは、サウジから多額の金銭を受け取っていたからだ。そしてブッシュはなぜか、オサマとアルカイダではなく、イラクを攻撃の対象にしてしまう。ついでブッシュ政権は、アメリカ国民のテロ攻撃への恐怖を煽り、需要の拡大、愛国者法案の可決によって、国民はつねに政府から監視されることに。二〇〇三年、アメリカはサダム・フセインとイラクへの侵略を開始。大量破壊兵器が存在するという虚偽を信じた国民は、ブッシュのイラク攻撃を支持。倫理を失った大統領に送り込まれた若い兵士たちもまた、戦場で倫理を失ってゆく。イラクで負傷した兵士たちは、満足な治療すら受けることができない。ブッシュが予算を削減したから。「戦争は勝利のためではなく、継続するために続けられる」(ジョージ・オーウェル)。
マイケル・ムーアによる新たな意欲作。自著「アホでマヌケなアメリカ白人」の内容でもある9.11テロを軸に「何故アメリカが標的になったのか」「テロ後のアメリカの動き」「ブッシュ一族とビン・ラディンを含むサウジアラビア有力一族との関係」などを追うコメディタッチのドキュメンタリー作品です。
本作はミラマックスの親会社ディズニーから配給拒否された事で更に注目を集めた。

政治的な関わりは抜きにして見てみると結構楽しいかもしれません。
しかし、ブッシュを信じて送られた戦地で戦い命を失う若いアメリカ兵の無念さが胸に重くのしかかってきます。
どこまで真実かは分かりませんが、マイケル・ムーアが暗殺されないか心配になりました!
あさ

あさの感想・評価

5.0
これも大好き。
はい、陰謀説👏てか、ガチ?
マイケルムーアの勇敢さにほんま惚れるよね。
なんか早死にしそうやけど長生きしてほしいな。
弱者に対する接し方でその世界がわかるって、まさにやと思う。
戦争をするきっかけとしてまず民衆の「不安を煽る」こと、大手マスメディアによる「恐怖と消費の一代キャンペーン」を催すことが政治家の目的。マイケル・ムーアはこの事実を前作『ボウリング・フォー・コロンバイン』でも一貫して主張している。

前作よりさらに膨大な映像の編集作業によって作り出された左派プロパガンダとも言える作品。それなりにエンターテインメント性はあるものの、ムーア自身の政治的主張がやたら強く観ていて不快になるグロいシーンも多い。

やはりアメリカは世界同時多発テロをキッカケに堕ちたとしか思えない。不景気になるのは当たり前と言える。本作でブッシュ大統領を徹底的に叩いた割に結局、事態は何も変わらなかった点がムーア監督の限界を感じさせる一編。この映画を観たブッシュ大統領自身が「ほら見ろ。これだから左翼はバカだ」と嘲笑っているかのように思う。Q.E.D.
ラッコ

ラッコの感想・評価

3.8
マイケルムーアにしては、シリアス。ブッシュのあの時の顔が凄いというか、ショッキング。
はまお

はまおの感想・評価

4.0
最近趣味で9.11前後の近代史を勉強していたら、いろいろと息子ブッシュに対して疑問が湧いてきてこの映画にたどり着いた。

前提としてこれはマイケルムーア目線の偏った映画だとしても、当時の腐ったアメリカ政府や息子ブッシュの無能っぷり、9.11直後の実際の映像、イラク戦争へ派遣された兵士たちとその遺族、大量虐殺された何の罪もないイラクの民間人の様子が絶対に知らないといけない現実の映像として記されていました。
本当に衝撃的だった。

情報操作されまくって真実をしれないので、国民の中にも平気な顔して無知なやつがわんさかおって本当にイライラした。
どんなノンフィクション映画よりドキュメントで悲しくて泣いた。

当時クソガキだった自分にNoFXのFranco Un-AmericanやGreen DayのAmerican Idiotは本当はめちゃくちゃ強いメッセージのある曲なんだぞと教えてあげたい気持ち。
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