小学生の頃、嗚咽しながらオェ〜オェ〜て
もぅ泣いて泣いて………
その思い出が強烈すぎてそれ以来、
大人になった今も2度と観れていない。
でも今思えば観ておいてよかった。
無理してみる必要はないが、
…
タイトルが示すように
焼夷弾の落下とホタルの光の浮上。絶望と希望。
これをバブル景気に浮つく当時の日本に
平然と叩きつけていた高畑勲監督はやはり凄い。
またどこから物語を始めて(私は死んだから始まる…
子供の頃に見るのと大人になってから見るとでは印象が180度変わる映画ですよね
子供の頃はおばさんの意地悪さに腹を立てましたが成長してある程度の分別がつく状態で観ると全ての選択肢を間違える清太の愚か…
何度見ただろうか。忘れてはいけない作品。
戦争はいけない。人を変えてしまう、
あんな小さな子にお腹が空いたなんて言わせ続けてはいけない。今の時代がいかに平和か、あたりまえに衣食住が整っていることに感…
これは戦争という愚行が招いた悲劇です。
戦争という狂気のなかで、誰もが生きることに必死になり、他人を思いやる余裕をなくしていく。大人や子供の根源的な人間の脆さを痛感します。
とても胸が痛く残酷な…
© 野坂昭如/新潮社, 1988