ロベルト・ロッセリーニ監督による戦争三部作の第3作。
焼けビルで暮らす12歳の少年とその家族が、廃墟となった敗戦2年後のベルリンを生き抜く。
「世の中にはどうしようもないことがある。弱い者は死に…
やっと戦争が終わったのよ
生きていかなきゃの巻
モノクロ
敗戦後まもないドイツでのお話
戦争も悲惨だけど戦後はもっと悲惨
国民全体が戦争の負担を強いられる厳しい現実
明日さえ見れない中で大人が生き…
途中まで見た
個人的メモ
基本は子供の目線の高さ
場面切り替わり後はちゃんと状況説明的に遠景、俯瞰が入る
奥の背景から直線的に助走をつけてきて、カメラに近づいてきてから横成分多めに動き始めた被写体…
2025-74
ネオレアリズモ、敗戦後のドイツって正直ちゃんと噛み砕いて観たことなかったけど、相当悲惨だ。戦争って国家間の衝突なわけだけど、被害を被るのはいつだって庶民階級なわけだ。
その中でも子…
75分だからと軽い気持ちで見始めるべき映画ではなかった。あまりに辛すぎる。
大人になることもできず、子供のままでいることも許されない。だからこそ終盤で子供らしく遊んでいる姿が見えると苦しい。本当は…
ロベルト・ロッセリーニを観ながら、あぁ、そうだったんだとフランソワ・トリュフォーを抱きしめたくなったのは、『大人は判ってくれない』(1959年)に観た、あの胎動するようなパリの街並みの秘密がここにあ…
>>続きを読む2025年246本目
”Ein Film über das Ende der Unschuld.“
(「無垢の終焉を描いた映画」)
„Ein Kind in den Trümmern einer z…
再見。
父親を殺してから街をさまようパートが鮮烈。聖歌が流れる教会へ振り向くときのカメラのキレ。道路のシミを渡り歩く遊びの入れ方も凄まじい。
一切の容赦(誤魔化し)のない死の描き方には何度見ても震え…