イタリア映画におけるネオリアリズモの巨匠,ロッセリーニが敗戦間もないドイツを舞台に描いた作品。
本作は敗戦後2年目という、戦争の爪痕が街にも国民の心にも生々しく残るドイツでオールロケで撮影されたそ…
前半と後半で絶望の性質が変わる。
前半は必死な絶望だ。「〇〇だから絶望」と言える、指をさせる。
後半は、絶望の虚さそのものだ。それを子どもに語らせる。死を敗戦を貧困を語らせたんだ。
父親が帰ってき…
疾走感ある
せっけんで詐欺するシーンの地下鉄がマトリックスのそれに似てる
教会に背を向ける身振り含めて、年端もいかない子にとんでもない業を背負わせてしまったことを感じさせる
意外と髪型が現代風
野…
なるほど名作。
ロッセリーニによる
戦争3部作の一つ
子供が酷い目に遭う
作品はやっぱ辛い。
敗戦後一生懸命
生きていかなくちゃいけない人々
と家族
そして少年が下した決断と
罪
何もかも…
オムニバス形式を止め、前2作より容赦なさが増したネオリアリズモ期の集大成。ヘイズコード下で「3秒以上のキスは過激だからダメ」とか甘ったれたことをほざいている時代の米国と、とても同時代の表現とは思えな…
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ネオレアリズモ。ロッセリーニ戦争3部作の3作目。
エドムントと一夜を共にしてタバコを1本くれた少女が、ちゃんと描写されないだけにすごく印象に残った。あれってそういうことだよね…? タバコくれるの…