戦後ドイツの瓦礫の中で、それでも生きようとする人間のエネルギーと極限状態において表れる人の生の肖像を捉えた傑作だった。
冒頭、病床に伏した父親の部屋で兄の出頭について話し合うシーン、部屋の中を姉やエ…
ロベルト・ロッセリーニを観ながら、あぁ、そうだったんだとフランソワ・トリュフォーを抱きしめたくなったのは、『大人は判ってくれない』(1959年)に観た、あの胎動するようなパリの街並みの秘密がここにあ…
>>続きを読むあの結末にはマイッタ!
予備知識なくチケットを買い、焼け跡からたくましく育っていく少年の話かと客席に座ったが、戦後すぐのベルリンが舞台なのに、ナチスがらみでないはずがないじゃないか。
主人公…
物語の結末は、やめてくれよと思ったが、あの時代の空気、というか瓦礫、を見せてくれたのは良いよな、俺は兄貴が良い、新しい正しさに怯えるその姿、これは先生や他の人たちにも共通している。いまと重ねてどうだ…
>>続きを読む© Cinecittà Luce, CSC - Cineteca Nazionale, Cineteca di Bologna, Coproduction Office.