ロベルト・ロッセリーニを観ながら、あぁ、そうだったんだとフランソワ・トリュフォーを抱きしめたくなったのは、『大人は判ってくれない』(1959年)に観た、あの胎動するようなパリの街並みの秘密がここにあ…
>>続きを読む2025年246本目
大人は言いたいことは言うが、実際には行動せず、子供が生きるために行動したことを非難していた。ドイツのナチスは悪いけど、生きようとしていた子供には罪はない。
敗戦国の女性は悲惨…
再見。
父親を殺してから街をさまようパートが鮮烈。聖歌が流れる教会へ振り向くときのカメラのキレ。道路のシミを渡り歩く遊びの入れ方も凄まじい。
一切の容赦(誤魔化し)のない死の描き方には何度見ても震え…
イタリア映画におけるネオリアリズモの巨匠,ロッセリーニが敗戦間もないドイツを舞台に描いた作品。
本作は敗戦後2年目という、戦争の爪痕が街にも国民の心にも生々しく残るドイツでオールロケで撮影されたそ…
前半と後半で絶望の性質が変わる。
前半は必死な絶望だ。「〇〇だから絶望」と言える、指をさせる。
後半は、絶望の虚さそのものだ。それを子どもに語らせる。死を敗戦を貧困を語らせたんだ。
父親が帰ってき…
疾走感ある
せっけんで詐欺するシーンの地下鉄がマトリックスのそれに似てる
教会に背を向ける身振り含めて、年端もいかない子にとんでもない業を背負わせてしまったことを感じさせる
意外と髪型が現代風
野…
なるほど名作。
ロッセリーニによる
戦争3部作の一つ
子供が酷い目に遭う
作品はやっぱ辛い。
敗戦後一生懸命
生きていかなくちゃいけない人々
と家族
そして少年が下した決断と
罪
何もかも…