ドイツ零年の作品情報・感想・評価・動画配信

『ドイツ零年』に投稿された感想・評価

味
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ドイツもまた敗戦国であるから、戦後間も無くは瓦礫だらけの街が広がっている。家族を愛していたはずの少年が、なんでそんなことをしてしまうのか。仕事もなければ、お金だって物だって騙し取られたようなもので。…

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3.5

2025年12月28日Amazonプライム、無料配信。

『ドイツ零年』
(Germania anno zero)。
1948年製作・公開。
イタリア映画。
監督、ヌーベルバーグの監督たちに影響を与…

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H
3.8
繰り返される階段の上り下りが、最後にとりわけ長い階段を上がって行くことに収斂し、新たな降り方を見出す瞬間の鋭敏さ。それを可能にしたベルリンという都市の面持ちが少年の顔と同じように迫りくる。
セットではない本物の瓦礫の街を少年が彷徨するラスト10分。これは食らう。
tim
-

めちゃくちゃ良かった。
なぜか避けていた系統ではあった所謂ネオリアリズムなんだが、ここまで刺さるとは思わなかった。

全ての責任を背負い込んで落下する少年のどうしようもなさを、非常にロジカルに描いて…

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3.7

 冒頭、敗戦直後のベルリンの本物の瓦礫の山を背景にして少年が駆けていく。ネオレアリズモの成功は、この圧倒的リアリティを誇る無料の舞台装置を得られたことも大きいのだろう。生きるために半ば強制的に瓦礫の…

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2025.12.26@シアター・イメージフォーラム(ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年])
4.5

戦後まもないドイツ・ベルリン、空襲であちこち崩れ落ちた廃墟のような風景、主人公の少年の表情は終始暗く険しくて最初から最後まで何ひとつ良いことが起こらない映画ですが、ラスト近く廃ビルの中をさまよう少年…

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石口
5.0

決して声高ではない静かな描き方ではあるが、厭戦の思いがひしひしと伝わるロッセリーニの傑作である。敗戦がもたらした底なしの貧しさは市井の人々から他者を思いやる余裕を奪い、戦争責任などあろうはずもない一…

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このレビューはネタバレを含みます

主人公含め出てくる子どもたちが痩せ細りすぎてて、それだけで泣きそうになってしまう。
救いは一切なく、観たら一週間は確実に引きずるような映画だったが、当時のドイツ社会に漂っていた諦観みたいなものを直で…

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