樹氷のよろめきの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『樹氷のよろめき』に投稿された感想・評価

たしかに蜷川幸雄は"肉体だけ空回り"のようには見えるよ、よろめいてる。
あたしが流産するくらいもっと強く抱いて というセリフ、昭和だ しかしここに人としてのゆらぎがある

生死をかけた愛のステージは砂漠か雪山か

音楽が腑抜けすぎる

岡田茉莉子をめぐり極寒の雪山で元彼と今彼が対決する。自然が猛威をふるい生命の危機に関わる場所でこんなにも俗っぽい三角関係(セリフは観念的だが)をやること。限界のような場所でやってこそ俗なドラマが輝く…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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雪の北海道を舞台に、35歳の美容院を営む女と若い教師の恋人、そしてかつて恋人だった男との三角関係を描く映画。個人的には、松竹王道の大船調が好きなので、台詞が観念的で共感もし難いこの映画は好きではない。
若き日の蜷川幸雄を見れただけでもかなり貴重だが、札幌〜室蘭〜ニセコとロケーションを転々とする三者の物語は意外にダレなかった。あの3人の女性たちはなんだったのだろう。
60s作品でヤング蜷川さんを観たのは三作目だが、今作メインキャストで驚き

脚本に数箇所、キラーフレーズあり

5月に旅行した室蘭がフィーチュアで、タイムリー
おそらく、旧室蘭駅
mymy

mymyの感想・評価

4.8
産院へ向かう車→ニセコへ向かう電車乗り物に乗ってるだけとは思えない面白さだった
この時代特有の精神性の過大評価にはついて行けないが、人権を無視したド迫力ロケーションが観られたからまあいいか

《女》
不能な彼と別れて以来、上京した先の東京でも愛に恵まれず気付けば30をとうに過ぎてしまった事を悟り、自分への見栄や拘りを捨て、戻ってきた札幌で出会ったゆきずりの青年に身体を許してしまうという安…

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うどん

うどんの感想・評価

3.8

もう若くないと自認している35歳女性が若い男と昔の男の間に揺れる。

白黒映像に映える銀世界。

あの鬼演出家の青い姿が新鮮。
往復ビンタを受けて微動だにしない木村功がクール。

「あなたは私の肉体…

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