鏡の女たちの作品情報・感想・評価

『鏡の女たち』に投稿された感想・評価

"あなたとわたしのアンビヴァレンツな物語"ってこの映画のことやったんか。車の中がすごく上手いんでびっくらいこいた。時代が吉田喜重に追いついてしまったのかと思った。して吉田喜重がなぜにヒロシマなのかが…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.5

【2003年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
『秋津温泉』吉田喜重監督作品。第55回カンヌ映画祭では特別招待作品として上映された。

吉田監督はなんていうんだろう、あまりにお手本的すぎてどうし…

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Qbrick

Qbrickの感想・評価

5.0

ATB確定の超絶クラシック、
カメラはここに置きなさい、カットはここで割りなさい/繋げなさい、役者はこうして動かしなさい、正しい人間の撮り方を教えて頂いたような、、崇高な映画でありました。

ドライ…

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これまでの作品でも自らの実存を確かめるように使われてきた鏡が割れているということ。
いけ

いけの感想・評価

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どこに座るか、どこで会うか、どこを向くか、どこにカメラを置くか。この基本的かつ絶対的な映画にとっての至上命題を一つも間違えることがない。
Gocta

Goctaの感想・評価

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原爆投下後の広島で負傷者の治療にあたった医師の夫を失くし今は1人で住む老年の女性、20歳で出産した直後に失踪した娘と思われる記憶喪失の女性、そしてアメリカに住む失踪した女性の娘といった3人の女性が、…

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うどん

うどんの感想・評価

3.8

24年ぶりに姿を見せた実娘と思わしき女性。しかし彼女は記憶を失っており‥
彼女との交流を通じて過去と向き合う母。

三世代の女性の心理、悲劇の歴史。 考えさせられる話だった。

結局最後までD…

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m

mの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

黒い車と白い日傘。オープニングで響き渡る不在感は、岡田茉莉子がついにその顔を出現させることで奪われてしまう。母、妻、そして女としての生々しい姿は、物語の中で絶えず存在し続ける。三世代の女性たちは失わ…

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たま

たまの感想・評価

4.0
遺作をいきなり観てもと思いつつ、観たら初っ端から日傘で隠して歩き続ける岡田茉莉子で集中モードに入った。割れた鏡、影、髭もじゃで最初本人か疑った犬塚弘などなど、かなり最高でした。疲れもした。
ぴよ

ぴよの感想・評価

5.0
(35mm)
吉田喜重で一番面白いかもしれない。

繰り返し映し出される鏡や硝子が、結果的にリズムを作り出している。

やはり岡田茉莉子が上手い。

※室田日出男の遺作
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