クラッシュのネタバレレビュー・内容・結末

「クラッシュ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

見よう見ようと思いつつやっとちゃんと見れました。

アメリカLA、人種のるつぼと言われる国で5.6人のお話が同じ時間軸で進行していくもので、最初に繋がっていくという。

差別や偏見、人の心の奥底にある憤りが負の連鎖を巻き起こす。

ちょっとした優しさや心遣いがあればということを再確認されられる映画でした。

何回か見て、もっといい映画なんだろうなって思います。

p.s.
描いてからレビューやらみて思ったこと。心の奥底にもっている対照的な二人の白人。ここがアメリカなんだと思いました。

以外、抜粋

映画には、2人の対称的な警官が登場します。

ひとりはあからさまな差別主義者だが、いざとなると危険をかえりみず、黒人女性を助ける活躍をします。

もうひとりの警官は、差別主義者の相棒とは反対にとてもリベラルな態度をとっています。しかし、彼は夜中に若い黒人に出くわした時、その黒人が自分を撃ち殺すのではいかという疑念にかられ、理由もなく撃ち殺してしまいます。若い黒人がポケットに手を入れ、人形を取り出そうとした仕草を、銃を出すのではと勘違いしてしまったのです。

黒人、夜中、ポケットに手を入れる。それだけの情報で、“リベラル”なはずの白人警官は黒人青年を射殺してしまうのです。
良い映画だった。
アメリカの多人種社会をそれぞれの立場にたって丁寧に描いてる。
トランプはこれ観るべき。
白人→黒人の構図はよく言われるけど、実はお互いに意味もなく軽蔑しあってるし、それはどんな人種・国籍でも一緒なんや。
日本人は自分たちを純粋な単民族だと思ってるから余計面倒やな。
黒白はっきり分けたがるのは日本人の方が多いかも。
って最近母親の発言を聞いて思う〜〜
表層では正しく振る舞いるし心もそうであると信じている。それでも深層では疑いを捨てられない。
自分はどうかと考えてしまう。
しんどいなぁ。

想像してたよりずっと大っきな黒人と白人の壁。重くてそれが心にずどーんって来る。

酷過ぎたりするわけでなく、日常に溢れる差別。


白人が黒人助ける場面結構ある。でも白人が上って思った上で観るからそう見えるんだよなぁ。
それって、私の固定概念がもうそうしてるのかな。
じゃあそれって、もう差別なのかな。

ん〜、考えがまとまらない。
ん?いや、だから差別ってまだあるんじゃん。難しいなぁ。
いくつものストーリーが絡み合う様が面白い。
辛く苦しい場面が多かった。
重いものが心に残る。
人々の人生交差点みたい。
様々な角度から交錯し絡み合う人間模様。
一つのボールに色んなものを入れて混ぜ混ぜしてる。

後半、怒涛の伏線回収。量多すぎw
予想をいい意味で裏切られる展開も多く面白い。

誰にでも善と悪の両方がある。

分かりやすく見える部分だけで判断し、レッテルを貼りたがる。
一面だけで分かった気になって違う者に対して排他的になりやすい。

自分から多面的に見ようとしなきゃ本来の姿は見えてこないのに、
人はなかなか多面的に人や物事を見る時間と余裕を失ってきている。

人の心を溶かして動かすのは優しさと思いやりなんだね。
これはぜひともいろんな人が見るべき。
白人だ黒人だアメリカ人だ金持ちだ貧乏だ…
ぶつかり合って実感し合わないから容易に傷つけることができる。

前半本当に白人だ黒人だのやりとりばっかで胸糞悪くて。どこの人だかでその人の価値も意味も決められやしないのに。でもそれがリアルなんだから人種差別は終わりがない。
黒人だから、犯罪者だから悪い人とは限らなくて、いい人が人を殺したりする。
全ての人が繋がってて伏線の回収も上手かった。定期的に見ようって思う。
人種差別主義者の警官がマット・ディロンに似てるなと思って見てたら、本当にそうだった。マット・ディロン、久しぶりに見たな。

警官に人種差別された上にセクハラまで受けた女がその警官に助けられて、プライドを傷つけられた彼女の亭主は差別主義者の警察官の相棒に意地を通そうとする。
その差別主義者の警官こそがマット・ディロンだ。
悪いヤツじゃないんだけど、感じの悪い役をやらせたらピカイチ。

冒頭に起きた交通事故を軸にして、人種差別をテーマにしたいくつかのサイドストーリーが展開される群像劇。
ムカつくヤツが人を助けて、普通にいいヤツが人を殺す。ちょっとしたボタンのかけ違いで人はどのようなヤツになり得るし、態度と心が必ずしも一致しない、ということを端的に描き出している。

それぞれのシークエンスごとに描かれるエピソードにはしっかりとした布石が置かれ、終盤でその意味に気付く。ああ、あれがここに絡んでいたのかと、見ていて気持ちが良かった。

よくできた面白い映画だった。
冒頭から中盤まで点在としていたエピソードが終盤にかけて繋がり見応えあった。基本単一民族の日本人からすると理解し難い移民・人種間の確執や衝突が描かれていて考えさせられるものがあった。特に正義感に厚く、志の高い新米の白人警官が罪無き黒人の青年を撃ち殺してしまうシーンは、自己防衛と銃社会が基盤のアメリカ社会で実際に起きている事だし、フィクションとはいえかなりリアルな問題。

対等であろうと努めても、出生や肌の色でイメージがつきまとってしまい、人一倍気を張って生きていかなくてはならないという現実。
すごく良かった。。
あまりこういうジャンルの映画は見ないけど、いいと思った。

どの人も、悪魔の面と天使の面を持っている。
 ある状況では最低・下劣人間でも、
ある状況では、父思いの優しい人であったり、
 ある状況では正しく誠実で、本気で他人を救おうとする人であっても、
ある状況では殺人犯になってしまったりするもので、自分次第で、どちらの人間になることもできる。

 多国籍の人たちが住む中で、自分と違う人種を偏見的に見る目が、今でも潜在意識には残っていて、
誤解をうみ、事件やトラブルにつながり、やられた方は仕返しをして。
島国に住む日本は、すごく安全で平和なんだなぁて改めて感じた。

*テレンス・ハワード、この映画で初めて知ったけど、本当にいい表情と眼をもつ人。この映画の中でも、同じ人物なのに、表情で全然違う人に返信して、アップの画面の中での表情の変化に引き込まれる。

*シーンで一番好きなのは、透明マントのところ。素敵なシーン。子供へのロマンチックで夢のある嘘(嘘じゃなくなったけど)、こんな父親いいなぁって。
*白人に対して差別的な目を持っていなかったペーターの方が白人によって殺されてしまうので、報われないなぁと思った。

*温かい雰囲気のところでシリアスな音楽が流れ、そのちぐはぐな違和感ハラハラした気持ちになったり、マントのところは妖精みたいな音楽だったり、音楽も素敵だった。
>|