クラッシュのネタバレレビュー・内容・結末

「クラッシュ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

人それぞれ生活があり、守るべきもの、ストレスを抱えている。誰一人として、ハッピーな人はいなかった。

差別が強く、加害者側は覚えていない内容でも、被害者にはかなり精神的苦痛を与えてる。周りが見えなくなるくらい。
悲しくも、誰でもあり得るすれ違いから起こるトラブル。この原因全て、偏見が招いていると思う。

弟は一番優しくて可愛い子だったのに、黒人のイメージだけで、あっという間に。あと数十秒早く出してたら、、、とか考えると辛い!黒人助けたあとに、、、彼もかわいそう。


世知辛い映画。
 ポール・ハギス監督、アカデミー作品賞受賞した作品。
 サンドラ・ブロックがもっともっと出てくると思っていたけれど、何分の一だろう、そんなに多くない。『サード・パーソン』と同じように、車の中や、ドアを閉めるシーンなど、同じシーンを重ねることで、別の場面へと切り替わっていく、面白い手法。今見ていたはずの警官のシーンが、別の事件の現場へと切り替わる、みたいな。
 どの登場人物も、黒人、ヒスパニック、東欧など様々な人種に対して偏見を持っていて、何らかの差別的発言をするんだけど、結局、困った時に助けてくれる人、助ける人が、実は自分が偏見を抱いていた人たちである、皮肉が込められている感じです。マット・ディロンが刑事としてタンディ・ニュートンに行う職務調査の様子は酷かったし、テレンス・ハワードがテレビ番組で黒人らしくないセリフと戒められる様子も呆気にとられました。もしも私が、お前の英語はジャップらしくないと、アメリカ人、あるいは他の人種に言われたとしたら、その憤りを想像すると恐ろしいです。サンドラ・ブロックがカージャックをきっかけに黒人に対する恐怖を抱く様子は最もだけど、鍵を直しに来たマイケル・ペーニャに対する罵声はお門違い。ウィリアム・フィクナーが地方検事の側近として、ドン・チードルに持ちかける取引もひどい。マット・ディロンの差別的言動に起こっていたはずのライアン・フィリップが、恐怖心からヒッチハッカーの黒人ラレンズ・テイトを撃ち殺し、遺棄してしまう、損得計算が働いている。人間、みんな、善人と悪人の顔を持っていて、上手に使い分けているんだと思う。そうすべき自分と、そうではない自分。そのコントラストが面白い映画でした。
 また、私が面白いなと思ったのは、怒りのきっかけになる事象を暗示させるシーン。例えば、マット・ディロンはひどい人格の持ち主だけど、家に帰ると尿道炎の父がいて、介護している。サンドラ・ブロックは毎朝言いようのない怒りを持って目覚めると夫に打ち明ける。怒りの発端は違うところにあるのに、ぶつけ場所がなくて、結果別のところで発散させている、そんな風に見えました。実際にもそうだと思う。怒りの根本的な原因は、怒りの対象と違うところにあることが多い、と思います。
 マイケル・ペーニャが娘を安心させようとして天使の羽の話をするところは良かった。ペルシャ系小売店主の発砲と娘が仕組んだ空砲も良かった。ペルシャ人を通して、黒人、ヒスパニックだけでなく、世界中に様々な人種がいるという事実にも触れていました。私も、日本人なのに、人種選択項目に、アジア人としかなくて、アジア人でまとめられたことに怒りを覚えたことがあります。人種を超えた人間愛が描かれていて、『サード・パーソン』より、この作品の方が好きです。
見かけは犯罪者、だけど、その見かけとは違い地道に働く優しいパパペーニャ。
透明マントの話をするペーニャの娘への愛情が暖かくてジーンとする。
娘を心から愛する優しいパパペーニャ。
空砲で本当に良かった。
ハッピーエンドでも、バッドエンドでもない、群像劇。
様々な人間の繋がりが交わりあっていく様が面白い映画。ある交通事故をきっかけにストーリーが始まるが、その交通事故が起こるまでの経緯やそれらを取り巻く人間関係が面白い。特に大きな盛り上がりがある訳ではないが、世界の狭さと人間関係の大切さを改めて感じた。
見よう見ようと思いつつやっとちゃんと見れました。

アメリカLA、人種のるつぼと言われる国で5.6人のお話が同じ時間軸で進行していくもので、最初に繋がっていくという。

差別や偏見、人の心の奥底にある憤りが負の連鎖を巻き起こす。

ちょっとした優しさや心遣いがあればということを再確認されられる映画でした。

何回か見て、もっといい映画なんだろうなって思います。

p.s.
描いてからレビューやらみて思ったこと。心の奥底にもっている対照的な二人の白人。ここがアメリカなんだと思いました。

以外、抜粋

映画には、2人の対称的な警官が登場します。

ひとりはあからさまな差別主義者だが、いざとなると危険をかえりみず、黒人女性を助ける活躍をします。

もうひとりの警官は、差別主義者の相棒とは反対にとてもリベラルな態度をとっています。しかし、彼は夜中に若い黒人に出くわした時、その黒人が自分を撃ち殺すのではいかという疑念にかられ、理由もなく撃ち殺してしまいます。若い黒人がポケットに手を入れ、人形を取り出そうとした仕草を、銃を出すのではと勘違いしてしまったのです。

黒人、夜中、ポケットに手を入れる。それだけの情報で、“リベラル”なはずの白人警官は黒人青年を射殺してしまうのです。
良い映画だった。
アメリカの多人種社会をそれぞれの立場にたって丁寧に描いてる。
トランプはこれ観るべき。
白人→黒人の構図はよく言われるけど、実はお互いに意味もなく軽蔑しあってるし、それはどんな人種・国籍でも一緒なんや。
日本人は自分たちを純粋な単民族だと思ってるから余計面倒やな。
黒白はっきり分けたがるのは日本人の方が多いかも。
って最近母親の発言を聞いて思う〜〜
表層では正しく振る舞いるし心もそうであると信じている。それでも深層では疑いを捨てられない。
自分はどうかと考えてしまう。
しんどいなぁ。

想像してたよりずっと大っきな黒人と白人の壁。重くてそれが心にずどーんって来る。

酷過ぎたりするわけでなく、日常に溢れる差別。


白人が黒人助ける場面結構ある。でも白人が上って思った上で観るからそう見えるんだよなぁ。
それって、私の固定概念がもうそうしてるのかな。
じゃあそれって、もう差別なのかな。

ん〜、考えがまとまらない。
ん?いや、だから差別ってまだあるんじゃん。難しいなぁ。
いくつものストーリーが絡み合う様が面白い。
辛く苦しい場面が多かった。
重いものが心に残る。
人々の人生交差点みたい。
様々な角度から交錯し絡み合う人間模様。
一つのボールに色んなものを入れて混ぜ混ぜしてる。

後半、怒涛の伏線回収。量多すぎw
予想をいい意味で裏切られる展開も多く面白い。

誰にでも善と悪の両方がある。

分かりやすく見える部分だけで判断し、レッテルを貼りたがる。
一面だけで分かった気になって違う者に対して排他的になりやすい。

自分から多面的に見ようとしなきゃ本来の姿は見えてこないのに、
人はなかなか多面的に人や物事を見る時間と余裕を失ってきている。

人の心を溶かして動かすのは優しさと思いやりなんだね。
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