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「アンコントロール」に投稿された感想・評価

IruAuden

IruAudenの感想・評価

3.5
今や排外主義と極右思想の勢いは世界へと拡大、平然と移民排除を掲げる政党がどこもかしこも台頭しているのが現実。次期フランス大統領候補の一人もそうだ。移民と警官の激しい衝突を本作は生々しいリアリティと緊張感で活写している。デンマーク発、『憎しみ』『レ・ミゼラブル』に連なる社会派ゲットー(スラム、バンリュー)もの。
フレデリック・ルーイー・ウイー、アンデルス・オルホルム脚本・監督作品。ヤコブ・ローマン主演映画。

制御不能な怒りに陥った人々に命を狙われた警官2人組の戦いを描いたデンマーク発のクライムアクション。

タリブという若者が嫌疑不十分のまま警察に拘束され、ゲットーでは不満が頂点に達しつつあった。巡回にあたった警官ジェンスとマイクは、反抗的な態度をとった少年を連行する最中に、タリブが死亡したとのニュースを知る。怒りを爆発させたゲットーの住人たちに囲まれた彼らは、迷路のような建物の中へ逃げ込む。銃弾と罵声が飛び交い、動画撮影によって行動が筒抜けになるという圧倒的に不利な状況の中、出口を求めて奔走する彼らだったが……。
ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。
レク

レクの感想・評価

3.8
デンマークの移民居住区を巡回中の警官2人が暴徒と化した移民たちに襲われる。

警官の正義と横暴、市民の危機感と鬱憤、移民への分断とヘイト。
登場人物たちの差別意識、固定観念や価値観が揺さぶられることで生まれるドラマがあるからこそ、この不条理な世界が際立つ。

安全圏にいる我々へ向けた痛烈なメッセージ。
クオリティ自体はそこまで高くはないが、街の憎悪に飲み込まれていくエンタメ性の高いデンマーク版『#レ・ミゼラブル』(ラジ・リ監督)と言える社会派サスペンスアクション。
未体験ゾーンの映画たち2021の掘り出し物のひとつだ。

このレビューはネタバレを含みます

デンマークの映画。

移民が多く暮らす地域。
パトロールする2人の警官とあてつけの様に拘束してしまった青年。3人で暴徒化した移民が多く住むコミュニティから脱出する。
怒りでコントロールできない移民と警官。

なんで、、結局正義感のある住民に警官が、、🥲
凄まじい緊張感とリアリティ。社会派アクション、刑事アクション、サバイバル・アクション、 どの方向から見ても傑作。キャラクターを単純化していないのもいい。鏡越しの格闘シーンやラストカットなどの演出も印象的。
誰もが、なにかの集団、組織、コミュニティに属しているなかで、自分はその一方的な価値観に染まってはいないかと厳しく問われているように感じた。
ミルコ

ミルコの感想・評価

3.6
北欧でも深刻な移民問題。パキスタン移民の過激さが恐ろしい。解決方法がわからない。
社会派でリアリティのある内容。
世界各地で繰り広げあれる移民問題の
根深さがよく伝わってくる作品でした。
本当の悪は移民か警察か。
無法地帯と化した移民地区に孤立した2人の警官が脱出を計る。
ヨーロッパ諸国における移民・難民への差別と警察の腐敗。

「ベルファスト71」とラジ・リ版の「レ・ミゼラブル」に近い映画でした。また良い警官と悪い警官がコンビを組むという所はは「トレーニングデイ」みたいでした。

移民問題に揺れるデンマークや、同じ問題を抱えるさまざまな世界を風刺した社会派映画ではありますが、「レ・ミゼラブル」よりもエンタメ度は高く、スリルたっぷりのクライム・アクション映画としても面白かったです。

また、序盤と中盤までは二人組の内、良い警官の視点で物語が進むのですか、後半からは移民に対して偏見を持つ悪い警官の視点で物語が展開されて行き、これまでは横暴な悪徳警官だったけど、色んな移民たちに出会い、時には彼らに助けられたことで、今までの自分の移民に対する価値観や考え方を改めるようになり、これまで感情移入しづらかった悪い警官が物語が進むにつれて、彼に感情移入しやすくかった所も単純に作りが上手いな〜 と思いましたが、それだけにラストのある展開には本当に胸が痛くなりました……
joy

joyの感想・評価

3.8
概ね好感の持てる内容で、権力を行使する側される側、その双方の中で生まれる対立、と多面的に捉えられているように思う。

ただ娯楽作品として観た場合、テンポをもう少し上げてほしかった。

暴走する公権力という問題に深く切り込んだ作品としては、良かったように思う。

あれの血が顔に滴るシーンは、結構悪趣味。
てつ

てつの感想・評価

1.0
デンマーク産のアクションスリラー

暴動が起こった街で、狙われる警察官二人。

これは期待したんですが、そのあまりのつまらなさに愕然。
嫌疑不十分の容疑者タリーブが警察官により殺され、暴動が起きる訳やねんけど、その辺りの描写が足りなくて、ただ警察官二人が逃げ惑うという映像を延々と。

とりあえずここでも警察官がクズ。
民衆に狙われる警察官マイクとイェンス。
マイクは横暴で、警察官なら何をしてもいいという人間。
イェンスはまともかと思ったら、ラストで泣きながら刑務所は嫌だと、自分の犯した罪をないものとして処理した。

一体この映画は何が言いたいのか?
警察官の暴力?
その辺が見えてこないんだなぁ。

面白い映画ではありませんでした。
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