【第50回カンヌ映画祭 脚本賞】
『ウェディング・バンケット』アン・リーの家族ドラマ。カンヌ映画祭コンペに出品され、脚本賞を受賞した。
アン・リーはなんか当たり外れ激しいなという個人的な印象。一定…
知名度が低くあまり評価が高い作品ではないが、個人的には気に入った。冷えた雪の描写と何か噛み合わず関係が崩壊していく家族の描写が妙にマッチしていた。映画に全体に流れる空気感は、「アメリカン・ビューティ…
>>続きを読む日本の中流上位連中の嗜み(笑)アイテムが文学・タバコ・セックスなのは、こういった作品の模倣なのだろうか。知も財も備えた家庭に生まれたにも関わらず、ネット上で社不アピールに明け暮れ、と思いきや教養しぐ…
>>続きを読むアメリカ版山田太一のドラマを観ている様だった。同じ時代の日本としては、まだ貧しさの残る日本に比べ、ゴージャスなアメリカの中産階級の悩める家族のストーリーは今の日本に当てはまりそう。(それでも米国には…
>>続きを読む1973年、ニューヨーク郊外コネティカット州。一見幸せそうに暮らすカーバー家とフッド家の二つの家族があった。しかし、親同士は複雑な不倫関係にあり、思春期の子供たちも性的関係を持つようになる。不倫され…
>>続きを読む【ふしだらな氷柱】
U-NEXTにて。70's、冷え切った家族“たち”が、肉欲でそれを紛らわそうとして、さらに冷えてゆくおはなし。
前年制作の『カラー・オブ・ハート』を再見したら、セットでこちら…
タイトルの通り、誰も彼も虚しさを抱えて心が凍りついている。物質的には満たされていて、家族や友人もいるのに、何かが満たされない。それが何かわからないけど、何もしないではいられないから、表面的なスリルや…
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