普通の人々の作品情報・感想・評価

「普通の人々」に投稿された感想・評価

【Stronger】


息子は自責の念に囚われていた。


母親から嫌われていると感じている。


自殺を図った自分を弱い人間であるとも。


でも彼は強い男だった。


なぜなら彼は生きているから。


映画の終盤まで気づきませんでした。
ikumi

ikumiの感想・評価

-
息子の視点で物語がすすむけど、たぶん本当の主人公は母親なのだと思う
映画の世界では愛がすぐテーマになるけど、誰しも弱いから簡単ではないし、人は案外自分自身をわかってない
体裁を気にしたり、自分を守ってしまったり、頑固で独りよがりで本当は弱いこの母親は、誰の心にも棲んでいるんじゃないかな
SK

SKの感想・評価

3.9
人の話を最後まで聞こうとせず
自分の主張が全て。
家族の間違いや異変を受け入れられず
体裁重視な母親。

前半はイマイチな流れで首を傾げていたけど後半に詰まっていた。

父親の様に受け入れられる人に、
母親はなれなかったのか…………

きっとこれが現実なのだろうけど、
痛いほど現実過ぎて、
解決、完結したという結末では無かった………

人の話を聞き入れられない人に対して、
どう接すれば良いのか……………
Miwa

Miwaの感想・評価

4.2
私には母親が理解できなかった
表情も言動も氷みたいに冷たい

今にも壊れそうなコンラッドを演じるティモシー・ハットンがとてもよかった

普段は気がつかないけれど 家族にしろ様々な人間関係にしろ微妙なバランスの上に成り立ってるのかな
とらみ

とらみの感想・評価

3.0
イライラした
母親が溺愛してた方の息子が亡くなってその悲しみに向き合わずに何事もなかったように生活してる、ってことなのか
父親が言ってたように息子を愛してたのではなくこの母親は自分を愛してただけなのか
映画観た限りでは死んだ長男への愛もそう感じられなかった
無理して普通に生きてる人が、クリスマス休暇は3週間旅行に行きましょうよーなんてできるのか?
どんなに無理して目を逸らしたって大切な子供を失ったら正気ではいられないんじゃないか
カウンセリングも受けず逃げ去った母親には一切共感できないし、煮え切らない父親がにも共感できない
次男がただただかわいそうなだけの映画だった

このレビューはネタバレを含みます

『大統領の陰謀』などの俳優ロバート・レッドフォードが監督を務めたアカデミー賞受賞作。鬱心理を丁寧に描きながら、一つの家庭が崩壊する過程を描く。先日レビューした、サム・メンデス監督の『アメリカンビューティー』にも多大な影響を与えている。

上述したが、鬱心理の描写が非常にリアルである。ムック本の別冊映画秘宝「鬱な映画」で精神科医の春日武彦先生が指摘されてる鬱病患者の特性がよく描かれている。取り返しがつかない、という自責の念にいつまでも苛まれるさま、心の落ち着いた安定的な病院生活に戻りたいという安定志向など、他にも挙げるときりがない。また、カウンセリング療法など、当時タブー視されていた精神科療法についても真正面から向き合っている。ロバート・レッドフォードらしい、大真面目な社会派ドラマとなっている。

本作で描かれている家族に亀裂が入った直接の原因は兄の死である。家族の誰もが心を痛めた。だが、その深い悲しみの受け止め方が家族内でそれぞれ違った。中でも次男コンラッドは兄の死を自分のせいだと思い込むようになる。兄の死だけではなく、家族や友人たちに対して負い目を感じる。だがそれは一方向のものではなく、時として怒りや憎悪に変わる。どうして自分だけなんだろう…。だがその怒りも怒り単体ではなく、瞬間的なものである。その後は事の元凶である(と思っている)自分への自分による責任追及へと向かう。自分で自分を肯定できない程の罪を背負い込み、かつての病院生活に憧憬を抱き、あるいは死を望む。周囲とは隔絶が深まり、追い込みに拍車をかける。本当に苦しい。苦しすぎた。

息子の病的なまでの自己否定を何とかしようとする父親に対し、母親は息子の悲惨な有り様を見ないようにしようとする。ゴルフにヨーロッパ旅行。近所付き合いの際は如何にも健全で健康的な家族像を保とうとする。粗は隠そうとする。一見すると親失格と解釈することもできる。確かに死んだ長男の方が可愛いく思えていたことは間違いないだろう。だが彼女だって最愛の長男を失わなければ次男を無視するようなことはしなかっただろう。母親も、混乱していたのである。ひょっとしたら彼女が隠したかったものは、直視すると自分を幸せから遠ざける(と少なくとも彼女が思っている)動揺して悲しみから抜け出せていない自分自身なのかもしれない。

本作のタイトルはOrdinary People=普通の人々。本作を見た人々はこの家族の崩壊に対して深い悲しみを覚えるだろう。なんという家族なのだろうか、と。だがこれこそが普通なのである。人間をしていれば、粗を隠そうとして振舞い、いつの間にか大事なものを見失う。それに気づいたとしても悲しみたくないから気づいたことをもなかったことにしてしまう。全てを覆い尽くす。仮初めの楽園が崩れるまでのせめてもの間、酔っ払い、「幸せ」を享受しようとする。楽園が仮初めなのだから当然その「幸せ」だって空虚だ。
だが希望はある。コンラッドは、必要なのは赦しと愛なのだと気づく。赦しも愛も、決して優しいだけのものではない。だが、それらに向き合って生きていけば、人生寂しくはないかもしれない。これこそが「普通」であればいい。
りりこ

りりこの感想・評価

5.0
もどかしい思いで胸がつまり、久しぶりに二度見してしまった映画。息子を亡くした母親が悲しさのあまり、現実から目を背け、日常をこなそうとする。自分の弱さをわかっても、それでも変えられないから、最後の慟哭なんだと思う。コンラッドはセラピーで感情を吐き出すことを学び、嫌な奴を殴って、愛する人に向き合ったことで、弱い母を抱きしめられたのに。
忘れられないって、一番辛いことなんだ。
Dスケ

Dスケの感想・評価

4.1

名作でした。

衝撃的でした。

親って、こうあるべきってあると思う。
だって、親は子を愛するのが当たり前。

でも本当にそうなのかな?

本当に生身の人間の感情を
繊細に表現していて、
リアリティもあり、となりの家の人の話を聞いている感覚でした!
ayako

ayakoの感想・評価

3.6
人は振り切れないと絶対に本音は出てこない

理性的にしっかり考えても理解したつもりでも自分でも自分の感情や本心はわからない

子どもがイラついているとき、そっとしておくより、一度爆発させてやったほうが最終的に落ち着く

それにしてもいくつになっても人間は親との戦いである
呪いをかけてるのは紛れもなく親
自覚が足らない親がすべての世の中の問題をつくっている(その親の親もきっと…古代から、未来永劫に)
アメリカの平凡な中流家庭がある事件をめぐり葛藤し徐々に崩壊していくさまを描くロバート・レッドフォード初監督作品。なんでも俳優ではまだなのにこの作品でアカデミー賞を貰ったとか

血が繋がっていても心まで繋がっているとは限らない。辛いことはいつだって乗り越えられるとは限らない。みんな何かを抱え背負って生きていくそんなことを色々考えさせられたり
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