変わって行くシュウシュウの姿に目が離せなくなる作品。
1970年代、文化大革命期の中国。
都会の学生を地方に送る下放運動によって、成都からチベットの男ラオジンの所へ送られたシュウシュウ。
そこで、…
このレビューはネタバレを含みます
OPのテロップ
【1967年から76年にかけて中国では下放(かほう)という政策が実行された。学生を田舎へ送り労働へ従事させたのだ。9年間で750万人が家族から離され中国各地に送られた。学生は労働者…
良かった。余韻の残るラストだった。これは色々な観点から中国で上映禁止なのは納得だった。胸糞映画と言われているけど、自分はちょっと違うと思った。確かに途中までは胸糞悪い展開だったが、ラストはむしろ良い…
>>続きを読むあの日が、少女時代最後の日でした。
1975年、中国四川省成都市に住む少女・ウェンシュウ。シュウシュウというあだ名で呼ばれる彼女は、下放政策により街から離れた草原で現地の中年男性ラオジンと遊牧をし…
DVD鑑賞
勝手にキラキラした感じだと思ってたから、すっごい面食らいました。
じっさいは下放政策の元、その運命を狂わされた一人の少女の物語でした。
これが女優ジョアン・チェンの初監督作品だというのも…
数百万人が犠牲になったともいわれる文化大革命の終焉時が舞台。
そこで、一旦路線修正が行われ、現在の中国の体制に繋がる。
カルマなんて発想の無い国ならではの、共産党説話。哀しいだけでは無い。
政策…
昔、何にも考えずに地元のレンタルビデオ店で借りてきて
生涯忘れられない映画になってしまった。
でも正直こういうストーリーむちゃくちゃ好き。
この映画の事を考えると胸がひゅっと冷たくなる様な瞬間と…