元になった小説も、物語の背景もまったく知らないで見たのですが、自分の知ってる物語の型みたいなものとはまったく違うので予想できなくて神話みたいなものとして見てとても面白かったです。
この話は知ってる人…
信心とは側から見ると滑稽でもある。
呑気な生活としか思えないが、彼らにとっては至って大真面目に信仰を実践している。その大真面目さがまた可笑しかった。
不謹慎(?)にもクスクス笑いながら観ていたが「兄…
・1000本目記念はロッセリーニに捧ぐ
・始まった瞬間から訪れる究極の多幸感と何か凄いものを見ているという圧倒感。精神的なものに近いんだろうが、ある種の教え、聖書の様な神がかり方をしている。(もちろ…
家族や社会からみはなされた認知症の老人や感染症患者はたまた出家した売春婦などつぎつぎあらわれ。かれらをやさしくむかえいれながら差別なく動物をあいするようにあいする。永遠の少年たち。まるでみえない寄宿…
>>続きを読む「山上の垂訓」
主をたたえよ。
幸いなる者。
選びの器としてのパウロの模範に倣え。
神に仕えるために自分の持つ資産の全てを捨てたフランチェスコ。
教皇から布教の許可を得たフランチェスコと弟子たちは…
火を恐れるな、火に危害を与えるんじゃないみたいな、森羅万象を愛しなさいみたいな教訓は共感できないし、そんなにフランチェスカを崇めることもできないのだけど、ただただ純粋なジネプロと老人のやり取りみてい…
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