3時間もあるので身構えていたが、予想以上に観やすくて驚いた。中世ロシアの宗教画家の生涯という、なかなかニッチな題材ながら、信仰や創造にまつわる普遍的なテーマがしっかりと軸にあり、すんなりと内容が入っ…
>>続きを読む「悪は人間の形でこの世に現れる。だから悪を倒すための人殺しもあるさ」
白が美しい映画。これまでわたしは、白黒の映画を、色が無い映画として見ており、それらを面白がれるとしても、白黒「にもかかわらず」…
かなり好みでした
当時の社会における信仰の在り方は強烈なものであったけれど、その時代においても人は確かに自分であり、それを貫き通そうとする姿勢を見せようとしてはいた
けれども、価値観の根底にある信仰…
中世ロシアの宗教画家、アンドレイ・ルブリョフの一代記。水と土と炎に生き、死に、やがて再生するロシアの人々、というタルコフスキーのモチーフが初期から一貫していることが分かる。
モノクロだった映像がラ…
タルコフスキー長編2作目。実在した修道士でイコン画家のアンドレイ・ルブリョフを主人公に据えながら、中世ロシアの習俗や歴史的事件を描き出す。主人公のアクションが起点となって物語が進むというよりは、出来…
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