ハードロマンチッカーの作品情報・感想・評価

「ハードロマンチッカー」に投稿された感想・評価

ちょこ

ちょこの感想・評価

3.5
何がしたい?どうしたい?
多分、これにはメッセージ性なんてなくてグーの日常を切り取っただけなんだ。グーの暴力性と言いようのないカリスマ性を見せられるだけの映画。

逆光のロッカールームと鏡越しに見る傷だらけのグーが果てしなく魅力的だった。
「アマプラで見れるやつ」でオススメしてもらったんだけど、私アウトレイジ苦手な人間なんですわ!

少年マンガと違ってこういう不良モノって、相手が雑魚で、こっちがどんなに強くても、数いればボコボコにされるじゃないっすか。ヤクザものでも、どんなに強かろうが相手が銃持ってたら敵わないワケじゃん
一人の人間が一対多で、武器の力も超えて無双するみたいなのって、なかなかフィクションなんですよねぇ。

そしたらさぁ、そしたら、主人公のスゴさってどんな状況に陥っても引かない「恐れ知らずのヤツ」になるんですよ。
守るモノがあるから恐れない。とか、
目指すモノがあるから恐れない。とか、
そういうのならわかるよ?

でも、そういうのがなく、ここしか居場所がなくて、何もないのに引かず恐れず立ってるヤツ。って、もうバーサーカーなんですよただの…
そういうとこに、カッコ良さよりも、紙一重で虚しさとか哀愁を感じてしまいます。

この世界にテッペン取りにやってきたとかならいいよ
でも「この日本に俺たちの居場所はない」ってことを、全員が、背中で語っているんですよ。狭い世界で暗黙の脆い序列を組んで、ハッタリか狂気で生きてる人たち。
ぼくはそういうところのシブさになかなか疎いです。

そして、ぼくが好きではないそういうところが、こういうジャンルの魅力なんですよね。わかるんですよ。わからねぇけど。

あと松田翔太は確かにカッコいいんだろうけども、アフロ田中とかギャグをやってる松田翔太のほうが私は好きかもしれないと思いました。ヘアジャム。
ヘアジャムじゃない
『イカしたロックナンバーみたいなタイトルが素敵。ハードなのにロマンチックなんてわたし好みにも程がある』と2012年当時のわたしは書いています。確かにこの甘辛ミックスなタイトルは100点ですね。『タイトルにはシビレたけれど不良映画は全く好きになれない。単細胞な暴力のループを見て何が楽しい』とも書いていました。うーん、未だに不良モノは苦手だなー。「ディストラクション・ベイビーズ」や「名もなき塀の中の王」くらいの魅力があれば別ですが…。『主人公、松田翔太は凶暴で未熟な雰囲気が役に合っていた。脇を固めた若手も粒ぞろいで、柄本弟や遠藤優也の小汚なさも光ってる』うん、確かに改めて調べたら脇もなかなか豪華だった。ただどうしても一人、気になる人がいたようで…『そんな中、渡部篤郎の演技が鼻について鼻について…。なんだあの言い回し。声だけ聞いたらほとんど武田鉄矢だった』だ、そうです。篤郎の鉄矢を確認するためにもう一度観たい。
ひっちゃかめっちゃかな「パッチギ」な感じ。

伏線っぽいところを回収しなかったり、ストーリー性をわざと排除したり、なんか色々やってたけどそれが成功してるかどうかはよくわかんない。

松田翔太がひょろひょろで弱そう。もっと飯食え。
f

fの感想・評価

3.0
所謂「チョン」が主役の映画で当たり前の様に暴力が描かれ差別用語が飛び交います。この深刻化せず日常の一部なんだという空気感みたいなものが新鮮でとても好印象。しかし終盤の俺たちには生きる場所が〜云々というクソダサい演出が完全に蛇足で興醒めした。そんな言葉は鑑賞中十分に感じ取れていたのでいらない。ブルージーな音楽もなかなか合ってないしアクションの説得力もないしで色々惜しい。
844

844の感想・評価

3.3
松田が下関のコリアン。
ヤクザ屋さんがマキ、嫁も真木。
北九のヤクザ屋さんが獅童。
族とお巡りとコリアンの揉めごと。
始めは良いけど終わり方微妙
かじ

かじの感想・評価

4.0
松田翔太さんかっけ〜!けどゲスい!
監督の半自叙伝的な小説が原作って、どこまでが実際にあったことだろう…
監督は在日韓国人の方だけど、物語内のバイオレンス描写の容赦なさは韓国映画を感じさせたし、映画が終わるまでドキドキしてた
原作を読んでない人(自分)には、映画だけだと設定とかすこしわかりづらいかも?な気がする
普通の話し声が小さい〜
よくわからんかった
あのKOREA側のお兄ちゃん
いいよね〜
magunoco

magunocoの感想・評価

3.0
すすめるとかそんな映画じゃないですし、観たあとの気持ちなんて憂鬱なもんですが私はこの手の嫌いじゃないんですね。松田翔太はかなりかっこいい。

このレビューはネタバレを含みます

北九州でグーという不良青年が在日韓国人不良グループ、日本人不良グループに追い掛け回される話。コンクリート上をカラカラと鉄パイプが転がっていく音がいつまでも続く。知り合いのヤクザの純情を守るために満身創痍で突っ走っていた主人公が、最後にトイレに流すもの。ロマンチックであるとはこれほどまでにハードなストイックさを要求するものなのか。「パンクスは、吐き気がするほどロマンチストなんだぜ」という遠藤ミチロウの言葉を思い出した。絶対に声を荒げず、心ここにあらずな目つきをしたヤクザ幹部を演じる中村獅童がよかった。
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