独特な世界観なアニメ映画。
夢がテーマの作品って、観ているこちらまで夢を見ているようなふわふわした感覚になるから不思議。
夢の中で舞台がどんどん切り替わる感覚って人に説明するのとても難しいんだけど…
題材が他人と夢が交錯するっていうのがまず面白いと思ったことと、単純に声優が豪華で好き。
技術もここまで進歩すると、現実と夢の境目が分からなくなって、恐怖に陥るんだと思いながら見てて、すごく楽しく鑑賞…
今敏監督の作品で一番好きな作品。世界観と演出の独特な雰囲気が癖になる。そして平沢進の音楽が更に、異質感、不可思議感をより醸し出している。
夢に干渉する器具「DCミニ」を通して、夢と現が徐々に混ざり合…
夢と現の混濁をいかに映像化したかが最大の見所。その点、序盤中盤が表現としてはピークな気がするし、ストーリー自体も単純である(原作は1991年と古いのでこれは仕方ないか)。
平沢進さんの曲が世界観構…