囚われの美女の作品情報・感想・評価・動画配信

「囚われの美女」に投稿された感想・評価

anna

annaの感想・評価

3.6
夢と現実の境目のない、大きな一枚の布のような、大きなひとつの水たまりのような、“面”(線ではなく面)の映画。
クラシカルな音楽と、奇妙な効果音、ぼやける焦点と、彩度いろいろな光(バイクがツボ)などが潜む。
マグリットの世界感を映像化、ともちょっとちがう感じかな
scheelite

scheeliteの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Alain Robbe-Grillet × Magritte × Schubert = le surréalisme poétique & comique
肩の力抜けてきたのかロブ=グリエ史上1番ギャグセン高いぜ!!

マグリットみたいな画づくりしようとデジタル加工したら晩年の大林宣彦みたいになっちゃった❤️
Nozy

Nozyの感想・評価

4.0
ルネ・マグリッドの絵などを使って作成した「大人の絵本」を監督自ら映像化した映画
ロブ・グリエ監督作品鑑賞二つ目

繰り返しの手法も面白いけど、前見た『不滅の女』の暗さは無くて気楽に見れる。下敷きになった「大人の絵本」という題目からもわかるように、画面が絵画的。

あんまり考えずに見た。よくわからんので。

シューベルトが万能。どの場面でも合う。弦楽四重奏曲14番は「死と乙女」だからぴったりだなと悦に浸っていたら、どうやら15番らしい。15番なんかあったか?

ロブ・グリエはナタリー・サロートやクロード・シモンを代表とするヌーヴォーロマンの作家ということを今更知った。ヌーヴォーロマンはシュルレアリストグループのように組織されたものではなかったが、「アンチ・ロマン」という別名からわかるように、統合的な物語の排除、さらに徹底するなら登場人物の排除までを行うという印象が強い。ナタリーサロートとかクロードシモンは統一性もなく同時多発的な私たちの意識を描写する(死ぬほど読みづらい)という印象だけど、ロブグリエって客観的な事物描写の徹底を掲げていることから単純に考えればプロット解体の方を重視してるはず。冒頭からそういう風に見れば、男のセリフだけ切られている不自然な会話があるし、男の内心を表しているようなナレーションも状況説明でしかないことなど気になるとところはある。しかし統合的な物語でも、暗転の後に外が暗くなっていたら時間経過を想像するように、観客はもともとプロットを整理する能力があるんだから、ということを言いたいのかなと思わなくもない。
Scriabin

Scriabinの感想・評価

4.0
好きなんだけど、ちょっと狭い。閉塞感がある。やっぱりロブ=グリエの中だったら初期の作品が断然好きかなぁ…いやこの作品もすごい好きなんだけど(逆に、彼の小説だったら後期のほうが好きかもしれない)
特に主役がタイプだったから、主役見るたびに眼福でよかった。すごい女性的な顔だと思う。マリー=アンジュと抱き合ってるところとか、女同士がもつれ合ってるように見えたもん。
逆にマリー=アンジュは苦手な顔で、出てくるたびにどこが美女やねんと思いました。むしろこの映画の金髪美女の中では(なんて差別的な映画!)、精神病院の患者が一番好きだった。まさしくフランス美人って感じ。
とにかく少女マンガでした。日本人の女の子の大好物じゃないですかね。
asachan

asachanの感想・評価

3.0
アランロブグリエにしてはまだ分かりやすかった。マグリットとアランロブグリエの組み合わせ最高だな~
防人

防人の感想・評価

3.5
マグリットを映像にしちゃうのか〜なんかチープカオスな虚構で好きだわ。
あらた

あらたの感想・評価

3.5
なんかぼんやりしてるので何回かに分けてやっと観終わった。
変なお屋敷に迷い込んだり謎の女を追いかけたりとか、ちょうど観たばかりの「キュア 禁断の閉鎖病棟」と少しシンクロした。
現実と虚構を行き来する、出口がまた入り口につながる、まさにマグリットのような映画。嫌いじゃない。
豚肉

豚肉の感想・評価

4.1
アラン・ロブ=グリエ作品4作目
これにてカラー作品は終わり

今まで見てきたロブ・グリエ作品が難解すぎたからか、こちらは少しストーリーなどは追えた
同監督の「エデン、その後」や「快楽の漸新的横滑り」のような、難解なカットや意味不明な芸術的な画面などは少ないように思えたし、しっかりとストーリーがあった

あらすじは…
えっと…任務中に倒れている女性を見つけて、その人を乗せて施設に行き、「助けてくれ!」と言ったらなんか変なお酒を飲まさせられたり……???????
ごめん、わからん(浅倉透)
説明ができないなこれは…うん…

他の作品よりか少し見やすく感じたのは、多分「置いてけぼりな主人公」のおかげだと思う
他の作品だと、登場人物はまるで全部を知っていて、「何をやっているんだ?」みたいなことは言わない
一方この作品は、「ヱヴァンゲリヲンQ」のシンジくんのような感じ
主人公がその謎を追っていく、って話なので少し簡単な方には感じた
難解な映画なのには変わりないけど
KKMX

KKMXの感想・評価

1.8
初アラン・ロブ=グリエ。いや〜合わねぇなぁ!ヨタ話にしか思えなかった。

一応幻想的なサスペンス?ミステリー?そんな感じのガーエー。難解なんだけどナンセンスなタイプの作品です。
個人的にはタルコフスキーみたいに明確なテーマを訴えるアート作品が好きであり、無意味な難解作品は興味ナシなんですよね。本作は明らかに後者。実際に作中「人は何かに意味を求める。しかしそれは無駄だ」というセリフもあります。
遊戯的な作品なので、本作のモチーフになっているルネ・マグリットの知識等があれば知的に楽しむことはできるでしょうが、個人的にはだからなんだって感じ。
なので、せいぜい美女と官能性を楽しもうと思うも、そっちもイマイチ。

ヒロインがぜんぜん好みじゃないんだよな!ルックスが今ひとつな上に髪型がダサすぎ。ヒロインのエッチなシーンはそれなりにあるけど、好みにカスりもしないのでシラケっぱなし。
バイクに乗ってるゴージャスなロングヘア美女はいい感じなんだけど、残念ながらセクシーなシーンはなし。うーむ。

アリエル・ドンバールお姉さまが出演しているとのことで期待しましたが、車椅子に縛り付けられた狂女の役。セクシーでタイトなお召し物で刺激的なシーンとかを待ち望みましたがゼロでした。


グリグリエはもう観ないな。
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