スターシップ・トゥルーパーズのネタバレレビュー・内容・結末

スターシップ・トゥルーパーズ1997年製作の映画)

STARSHIP TROOPERS

製作国:

上映時間:128分

ジャンル:

3.7

「スターシップ・トゥルーパーズ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

2018/06/10
同僚に勧められて鑑賞
てっきり低予算B級SFかと思いきや、結構お金かかってそうな
虫が超苦手だけど、そんなに嫌悪感なく観れました
おもしろかった!
戦意高揚プロパガンダのパロディ。でも戦争のむごい部分が笑いを通してより悲劇的に映る。血まみれのバラバラ死体が散乱してる画に初見よりインパクト感じた。学生時代の舞台はリオ。追っかけ女子の恋は救われたのか、話の都合上消された気が。暴力賛成先生が歩兵の司令。アドバイス「良いことは逃さない」が好き。バグの脳みそを引きずり出す。テレパシーがルーテナント先導してたのか。3人の関係性がこの状況下だと異様。ラストでも戦争終わらないオチ。最後までニュースリール。ただ笑いのツボはあんまり合わない。
彼女のカルメンが嫌いで、どんな無残な殺され方するのかワクワクしてたら、生き残ってそこだけ、がっかり
勢いすごい系スポ魂SFスプラッター。豪快に切ったり刺したりしててよかった。

1997年とは思えないぐらい虫達の描写が上手。お金かけて丁寧につくってる印象。あと引くほどジェンダーレス。
なんで虫かーとか市民権ってなんやーっていう説明が無いから世界観が掴みづらい。重力とか酸素と関係ないみたい。

軍入ってから戦争終わるまで数ヶ月内の出来事だと思うんだけど、え?これ何年も経ってからするやつじゃない?っていう会話がちょいちょい挟まれて戸惑う。

主人公の男が、元カノは死んだから諦めよう!って言った後すぐ元カノは生きてる!わかるんだ!とか言い出して、支離滅裂怖いと思った。

戦闘シーンは多いけど、主人公達が知らないところでラスボスがあっさり捕まってて拍子抜けした。でも俺たちの戦いはこれからだ!的終わり方したからいいのかな。
動物とテレパシーできる能力の伏線が、ラスボスを触って「恐怖を感じてる!」っていう雑な感じで回収されて笑った。

軍の紹介映像が結構挿入されてて、軍国主義のプロパガンダ?って思った。
グロい。デカい虫に惨殺される。それはもう簡単に。身体がザックザク千切れて吹っ飛んでます。
虫嫌いには辛い。

▽きろく
小さい頃に見た、トータルリコールとインビジブルは、ちょっと怖くてHな映画として記憶していた。ポールバーホーベンさん。本作は初見。

鑑賞のキッカケは「キングコング髑髏島の巨神」が不完全燃焼で、それを職場の上司に相談したら、本作を紹介された。
''コングに足りないのはこのバカさ加減だ!''と…

内容としては、

空前絶後のォォォォーーー!!!
超絶怒涛のバカ映画!!!!
バカを愛し、バカに愛されたクソ映画!
その名もスターシップトゥルーパーズ!!!!
イェーーーイ!!!!
ジャスティス!!!!

みたいな年末に観たくなる映画でした。
清々しいグロさ!!
死体とバグズはこってり全部盛りラーメンのくせに、愛情友情が薄味アッサリのソーメンなので人が死にまくってるのに全然悲しくない!
隊長が新人の腕いきなり折って「痛いと思うから痛いのだ!」
子どもがゴキブリ潰しまくってママがキャッキャアハハ喜ぶ!(その虫、敵のバグズとなんの関係が…⁉︎)
体のあらゆる部分がじゃんじゃんぶった切られる!
ボスキャラ脳みそ女性器虫捕まえて「怖がっている!」イェーイ!!ってなんじゃそりゃ。
むちゃくちゃで爆笑の連続です。
市民権などいらんわ!!!

ナチスのプロパガンダ『意思の勝利』のパロディ。カールのオーバーロングコートがナチス風。
原作「宇宙の戦士」は右翼的な要素満載だそうだが、一切敬意を払わず馬鹿にしくさる最強愚連隊長バーホーベン。
全部ギャグです!!
バーホーベン監督がすごいのは、ちゃんと「人間が先に攻撃したとの情報もありますが、共生できる道はないのでしょうか」とか入れるとこ。バグズは先住民族という設定。奨学金目当てに苦学生が入隊とかもリアル。
空爆が効果的なはずなのに、白兵戦で無駄死に1日10万人!
お偉いさんが「敵の目算間違えちった!テヘペロ」
でもノープロブレム!
全部ギャグだから!!

2016年リブート版は、原作に忠実だそうで、これに対してバーホーベンは「トランプ政権にぴったりだね」と皮肉を言ってる。笑

原作のパワードスーツにしなかったのは予算がないのもあるけど、生身の人間でバタバタ死ぬ無様さを描くためだったと監督。

ジョニー・リコは大衆そのもの。
ジョニーって有名な志願兵コピー「ジョニーよ、銃をとれ」からかな?
好きな子にカッコつけたい、仲間を死なせて責任感じて脱隊、親を殺されたから復讐心に燃えて、いつの間にか仲間のために戦い「自分、馬鹿でした!」を繰り返す。
ナチュラルにカッコよく軍国主義に染まっていく素直なリコ君…。
リコが成長するにつれてこちらもいいぞ〜って高揚していく一方でこんな世界嫌だ〜と感じる物語の二面性。賛否両論あるのはここだろうな。いやー素晴らしい傑作。

一点だけうーむ、となってしまった部分。新自由主義的とはいえ男女平等、強い、クレバーな女たちは大好きなんだけど、シャワーシーンはどれだけドライに描こうと童貞殺しにしかみえないので、まあ男側の理想論です笑
女だって欲情するしね。

あと日本語の訳、小型爆弾てなってたけど、小型"核"爆弾ですね。
それ打ち込んだ直後、普通に歩兵が突っ込んでいる〜〜んなばかな〜〜
最後、ラスボスを捕まえて、人間が群がりながらワーイワーイってしてる姿が、エイリアンがぞろぞろ出てくるところと変わんないなって思った。「怯えてるぞー!」「「ワーーーー!」」。ラスボスのエイリアンを生かして、研究して、これで今後の人間達は安心だねって。ラスボスが人間から脳みそチュチュ〜ッてするのと大差ないよね。

人間が、あいつらには情がない、なんてエイリアンのことを語るけれど、人間にだってエイリアンを倒す時の情はないじゃないか。虫けらめ〜、ざまあみろ〜。子供達が虫を楽しそうに踏み潰して、お母さんが笑ってるシーンで、心底思った。

エイリアンも怖かったけれど、人間だって怖いね。
CGがやけにリアルにかんじました!
巨大な宇宙船が割れてしまうシーンがお気に入りです。
カルメンの性格苦手です!!!
ああそうか。勧誘されてたんか。主人公たちの活躍とドラマも全部プロパガンダなんや・・とラストでこれまで観た二時間が一気に陳腐化する瞬間がすごい映画だ。バーホーベン、こわっ!

アイアンサンドが良い上官で笑った。リコとカルメンの濃さもな〜B級感アリアリであからさま。主人公たちがみんなアルゼンチン出身なんだもの。これも移民を当て込んでホワイトカラーの白人が作ったよん、という示唆?原作読んでみたい〜。この映画がどれくらいオチョクッてるのか知りたい。
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