マリアの受難に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『マリアの受難』に投稿された感想・評価

原題:Die tödliche Maria
英題:Deadly Maria
DVD
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mtmt

mtmtの感想・評価

3.7

出生時に母親が亡くなり、父親に抑圧されながら育ったマリア。強制的な結婚をさせられ、夫と半身不随になった父親の世話で過ごす毎日。趣味は虫の死骸分類。だが隣人男性と知り合い、昔の日記手紙を再読した事から…

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生まれた瞬間から、母親の死という罪を背負わされたマリア。実父、夫に服従させられ毎日同じルーティーンをこなす。ある男性との出会いによって、思考を停止させていたマリアの「時」が一気に動き出す。

妄想と…

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British

Britishの感想・評価

2.2

鑑賞する人の価値観で奥行きが深くなる人間の複雑な心理状態を描写したサイコロジカル・ホラー映画とも言える。
マリアと言う主人公の精神世界が鮮やかに表されて、その内面世界は具象を中心に幾つもの空想の世界…

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歩く肉

歩く肉の感想・評価

4.1

再見。以前観たときは、映画の持つ硬質な質感で、ハネケに似てるなあと思ってたけど、改めて観るとそうでもなかった。この映画のほうが、もっと表現にユーモアなセンスが含まれていた。硬質な質感はたぶんヒロイン…

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KSat

KSatの感想・評価

3.4

生まれながらにして「罪」を背負ってしまった女性マリアの日常と決断を描いた、トム・ティクヴァのデビュー作。

奇抜なカメラワークやリズミカルな編集といった作風は、「ラン・ローラ・ラン」にかなり近い。

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し

しの感想・評価

4.0

気持ち悪い。ホラーでは無い。
陰湿でジメジメした、自分の人生に退屈しているあなたに観てほしい。

最後の方、ラスト10分くらいで急に奇妙さが加速して得体のしれない怖さがあった。
あの人形は何だ。絶妙…

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masa

masaの感想・評価

3.9
ドイツ語の「Ach so」は日本語の「あっ そう」と同じ意味(発音も似てる)という事を学びました。
映画はかなり独特(好き)。

トム・ティクヴァ初監督作品。
地味な作品ではあるが、父親の介護をする専業主婦の日常から、棚の裏に隠した「人形への手紙」に綴られたそれまでの人生や、キスへの執着、毎朝窓から見える向かいに住む男への密か…

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