このレビューはネタバレを含みます
死後に一つだけ覚えておきたい記憶だけ持っていけて死者達が学校のような場所で各々それと向き合う。
生前と死後、時代と世代。人生と記憶。
色んなフィクションとドキュメンタリーで人々の過去の感覚を淡々と…
誰かの幸せの中に自分を位置付けるということ。プロット自体は左程ひねったものではないと思うけれど、それでもここまで作品としてのふくよかさを出せるのは映画であるからこそだろう。小説や漫画ではこうはいくま…
>>続きを読む死んだ人は天国に行く時に、一つだけ思い出を選んで他は全部忘れる、という世界。その世界で、思い出の再現ドラマを撮って死者を送り出す施設の話。
なかなかぶっ飛んだ設定なのだけど静かに進みます。
最近の…
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是枝裕和監督。
あらすじ
死後、1つの思い出だけを持って天国に向かえると言われる世界。その思い出は、職員の手により撮影され、最終日に上映会が開かれることになっていた。天国の入り口にやって来た22人…
ARATA氏に興味が湧いたので、「青い車」とやや同時期の作品を観てみることにしました。このワンダフルライフは1999年の映画で青い車よりは古いですが、そういった古さにも期待してDVDを買いました。テ…
>>続きを読むわたしだったらどの瞬間を選ぶだろう
亡くなった人の思い出を再現する役所、そこで仕事をする人
ドキュメンタリーとフィクションの境界
赤い靴おばあちゃんの可愛らしいこと...
天国でも地獄でもな…
ここに出てるおじいちゃんおばあちゃんの殆どが今はご存命じゃないのだなと思うと、この物語そのものがものすごく強烈な哀愁となって迫ってきた
ロケ地の静寂さと、しんと降り積もる雪の景色が相まってすごくよ…
(C)1998 ワンダフルライフ製作委員会