全ての絵が美しく、主演女優、トランティニャンの演技は完成されている。ササールも爽やかで可憐な脇役を好演している。
ラストは、やはりメロドラマというべきか、ふたりの深い愛の別々の重さが、別れを産むやる…
①ジャクリーヌ・ササールを選ぶかエレオノラ・ロッシ=ドラゴを選ぶかで観客が分かれる。公開当時ササールはアイドルだったが、観客の多くはドラゴに高ぶりを感じた。②第二次大戦の終戦直前だが戦争はまだ終わっ…
>>続きを読む1943年夏の、避暑地リッチョーネでの話。世間は戦争だというのに、党の指導者の父のおかげで兵役を免れているトランティニャンは毎日遊んで暮らします。でも、たまに戦争の片鱗が見えて、第二次世界大戦の真っ…
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