ちょうど百年前、フランスで製作されたサイレント映画。ジャン・ヴィゴと同じく短命で世を去り、現在も“ルイ・デリュック賞”として名を残す前衛的な映像作家デリュックの代表作。マルセイユの港町の酒場に集まる…
>>続きを読む作家、映画雑誌の創刊、映画作家。33歳で没したデリュクを称えるルイ・デリュク賞も創設された。本作の港町、酒場の雰囲気は、いかにもフランス的だ。ドミー、クレマンを想起した。その酒場に出入りする人たちを…
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文字の説明より映像の表現を重視した作品で、最初の説明で「字幕なしでも理解できる。」とあった。
簡単な内容としては「奥さんと元カレの関係に夫が気づいたことによって喧嘩に発展する」といったもので、…
密室の痴情騒ぎがペシミスティックに描写され、アップの挿入で情感が高まっていく。フォトジェニー論の実践によってデリュックはシネフィル監督の先駆者となり、また同時期にドイツで誕生した無字幕映画の到来すら…
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