人間蒸発の作品情報・感想・評価

人間蒸発1967年製作の映画)

製作国:

上映時間:130分

ジャンル:

3.8

「人間蒸発」に投稿された感想・評価

集中途切れた‥
その当時の(役者ではない)日本人の表情が伺えるのが良い。黛敏郎の音楽がたいへんクール
Guy

Guyの感想・評価

2.2
130分全編モノクロの記録ビデオ的に見せる気の狂った様な演出。
フィクションの実験映画。
スプリングリバーブをぶっ叩くノイズ、不安を煽る太鼓のBGM。宗教。所々出てくる露骨な和室のショット。滲み出るオカルティズム。
ATGの始まり。
暴力的な映像はまだ無いものの残虐な夢の話や幻影のような不思議な気持ち悪さがこみ上げてくる演出は既に垣間見える。
冒頭からはどんどん引き込まれるものはあったけれど流石に長かったです。。。
今村昌平監督による「稀にみる大傑作」

ドキュメンタリー映画として撮られており、大島という失踪した男を追求していくのだが、大島という人物像や足取りを徹底的に追求するだけではなく、大島と婚約していた女性や大島に関わった人間たちの姿も浮き彫りになるという凄い作品。

今村昌平監督も映っているが、ドキュメンタリー映画という枠を超えたところで「映画はフィクションだから…」と言い放ち、「セット外して~」とスタッフに指示する場面は鳥肌ものである。

こんな映画は、なかなか無い!
ほし

ほしの感想・評価

3.5
『勝手にしやがれ』(1959)、『ある夏の記録』(1961)、『Out 1, noli me tangere』(1971)、『懲罰大陸★USA』(1971)、『田園に死す』(1974)etc……。
calico

calicoの感想・評価

3.2
いかにもATGという感じのひねくれた内容。
色恋沙汰における「何が真実で、何が嘘か…」というテーマの映画としては、世界的な評価を受けた『羅生門』が既出なので、本作の目新しさとかアイデンティティは「フィクションだけでなくドキュメンタリー映画すらおちょくっている」というところにある。今村昌平のB面という感じだから、監督の作品に興味がある人だけ観ると良いかも。
またどちらかというと希求する立場の女性に冷ややかな視線が投げかけられており、その二面性を暴き、恥部を披歴させる場面が多かった。一種のミソジニー映画のように見えなくもない(それもあくまで成り行きなのかもしれないが)。若尾文子のように気取った喋り方をするスベタが、露口茂へ斜に構えた愛の告白をするシーンなんざ、滑稽以外の何物でもなかった。また彼女の姉が菅井きんそっくりの醜女!なかなか感情を爆発させない慇懃な語り口には、日本人特有の謙虚さと陰湿さが滲み出ており、今や絶滅しかけたある種の女の典型を見ているようで、興味深かった。
またオカルト要素がたびたび織り込まれており、不穏な空気を煽る。
ピピ

ピピの感想・評価

4.0
「セット飛ばせ!」

この世界、全部本当だと思うなよ。
嘘も本当も紙一重。

真実なんて誰にも分からない。

このレビューはネタバレを含みます


ドキュメンタリーとフィクションのボーダーライン。

僕は、ドキュメンタリーとフィクションのボーダーラインがあるとか、どこからがどうとか、そういう概念ではないと考える。

フィクション映画の中に ドキュメンタリー映画がある。
果物の中のりんご、のように、フィクション映画の中のドキュメンタリー映画だと思う。

僕の考えるドキュメンタリー映画は、ありのまま、そのままの景色を映し出すものであるが、100% まんま自然なものを映し出してる映画なんて 無い。というか、撮ることが不可能である。
世界初のドキュメンタリー映画である極北のナヌークでさえ、演出を加えてると聞いた。
むしろ、演出を加えてない映画なんてないだろう。
この時点で、ドキュメンタリー映画の存在がなくなってしまった。なので、ドキュメンタリー映画は、1つのジャンルであり、フィクション映画の中に存在しているのである。
あ

あの感想・評価

4.2
蒸発した婚約者を追う女のドキュメンタリー映画。
生きた表情、感情をカメラに収める。
ラスト20分間、衝撃の展開。
何が真実なのか根底から揺さぶられる。傑作。
捜索されてる大島裁って人はこの当時どこで何してるんだろう。絶対この人がこの映画観たら笑っちゃうだろうな。
Ryosk

Ryoskの感想・評価

4.7
終盤為されるある死の宣告、しかしその後も映画は続く。そして映画が終わっても現実は続く。捨て身タックル的怪作。
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