ズームアップ 暴行現場の作品情報・感想・評価

ズームアップ 暴行現場1979年製作の映画)

製作国:

上映時間:67分

3.8

『ズームアップ 暴行現場』に投稿された感想・評価

『ズームイン 暴行団地』の姉妹映画のような位置づけか。連続殺人鬼を配置したにっかつポルノ。
終わり方がかっけえ。連続殺人犯が舞台装置でしかないのが逆にイケてる感じがする。話の構図は暴行団地といっしょ。
 殺人鬼がカセット入れて音楽流しながら人を轢くのが良い。終電後のホームの灯りと消えていくヘッドライト、日常的なものとは隔絶された残光。
女性器に電球を突っ込んで割ったり硫酸をかけたりと女性に対する扱いが恐ろしく差別的でサディスティック。それでいて面白いから観れちゃう。大問題だ。
緑
4.0
このレビューはネタバレを含みます

登場する全成人女性に人権がない話。

女性1はディルドで犯されたのちに
女性器に瓶を入れて腹を踏まれて死亡。
女性2は廃墟2Fで義理の娘の家庭教師に
レイプされたのに気が乗って
男性的ファンタジーの…

>>続きを読む

本作は残虐シーンの凄まじさで記憶に残る異色作。女性器内に電球を押し込み、おなかを踏みつける。硫酸ちゅう0ニュウなど、桂千穂「伽基本の悪趣味炸裂。80年、黒澤直輔「ズームイン暴行団地」は、さらにエス化…

>>続きを読む
4.0

冒頭の殺人シーンから気合が入ってるし、膣に電球挿入して割って殺すとかいう残忍さ。見ていて痛い。
という始まりから想像できる話には全く行かず、桂千穂のツイスト効かせまくった展開に驚く。
廃墟そのものが…

>>続きを読む

手元だけ映される黒革手袋と女体への凶行、まさに和製ジャーロ。
性器に電球を入れて踏んづけるという、残虐さだけならアルジェントやフルチ並。

殺人鬼をマクガフィンにして、目撃者たちと容疑者の関係がどん…

>>続きを読む
nyako
3.8

和製ジャッロ繋がりで鑑賞。
脚本は『ズームイン!暴行団地』『暴行切り裂きジャック』と異色作を書いた桂千穂さん。

主婦と不倫相手は廃屋で逢引きしていたが、偶然その後から来た男が恋人を絞殺する様子を目…

>>続きを読む
3.9

日活ロマンポルノの異色作。ロマンポルノは一定のフォーマットを満たしていれば、製作上かなりの自由度があったそうだが、本作はまさに「和製ジャッロ」と呼ぶにふさわしい水準まで達している。脚本の桂千穂は「大…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事