〖1950年代映画:小説実写映画化:サスペンス:日活〗
1956年製作で、江戸川乱歩の小説を実写映画化のサスペンス映画らしい⁉️
ことごとく運がないと申しましょうか…悪いことはできないんだけど…
ほ…
大坂志郎がとても良かった。よくできたお話だけど、井上梅次の大味な演出との相性は微妙と思う。盛り上がってるのに、そこでなぜ切り返さないのか!と思うようなショットがままある。『夜の牙』も同じような探偵モ…
>>続きを読む前半はヒッチコック映画を思わせる、間のとり方、カメラワークでなかなかいい雰囲気。死体を遺棄するシーンは三國連太郎の迫真の演技で臨場感たっぷり。
しかし後半の展開が単調過ぎる。オチも早めに想像できてし…
このレビューはネタバレを含みます
不幸が重なりあい、堕ちるところまで落ちてしまった人間の末路がおどろおどろしく描かれている。
江戸川乱歩の原作に忠実に、不気味さが前面に出ている。誰ひとり幸せになれない「やるせなさ」があたり構わず漂う…