1959年 馬場当、山田信夫 脚本、蔵原惟繕 監督作品 モノクロ 92分。一山当てることばかり夢見るホテルのボーイ、牧(葉山良二)は不倫をネタに恐喝で稼いでいる。ある日、ホテルで殺人事件が起き、牧は…
>>続きを読むやはり蔵原惟繕監督の作品は面白い。
ホテルのボーイである葉山良二が、客室での死体を目撃し、室内で謎の半分になったカギを見つけたことから、のし上がっていく。
オープンリールで盗み録りしてゆするとい…
脚本は山田信夫と馬場当。ホテルのボーイたちの陳家な悪行。ホテルでの殺人に巻き込まれる。葉山は半分の鍵を現場で見つける。8500万円の鍵。ボーイたちは部屋に録音機をしかけ、恐喝材料にしている。一本のテ…
>>続きを読む葉山良二(牧義雄 ホテルのボーイ)
稲垣美穂子(章子 花屋の店員)
南田洋子(貴子「コンドル」のマダム)
二本柳寛(松永 元建設省役人)
近藤宏(八郎 ホテルのボーイ 牧の同僚)
髙品格(サブ 上月…
葉山良二主演のノワールなんてどうせおもんないだろと舐め腐ってたが、思わぬ拾い物。
暴力団をも相手取って強請を繰り返し成り上がる半グレ集団、『白昼の死角』みたいだ。
この手のハングリー系アンチヒーロー…
藤原審爾の原作を藏原惟繕監督により映画化した本作。ノンクレジットだが今村昌平が脚本に絡んでいるらしい。
ホテルのボーイの裏の顔。夢に取り憑かれた男。
ホテルで起こった殺人事件の発見者の1人となり現場…
蔵原惟繕監督、脚本山田信夫はお馴染みだがそこに今村昌平は珍品かな?テープレコーダーで盗み取りは「人類学入門」っぽく、案外今村色を強く感じた。ホテルボーイからトントン拍子でヤクザ組織乗っ取りは調子良す…
>>続きを読む下卑た成り上がり暴力団の末路
主演俳優の演じ勝ち。それに尽きる。
野卑、強欲、身勝手、強い上昇志向、大胆恐れ知らず、そして詰めが甘い・・・
ストーリーも一介のチンピラがのさばる暴力団を襲撃ししま…