上海帰りのリルの作品情報・感想・評価

上海帰りのリル1952年製作の映画)

製作国:

上映時間:85分

3.5

『上海帰りのリル』に投稿された感想・評価

かつこはやはりリルだったのでは……いや、違うか。やくざ者の成功と転落は実際にありそうだ。クリフサイドって本当にあるんですね。
ヨコハマのダンスホールが舞台の歌謡映画。リルに生き写しの女に魅せられた水島の破滅的な運命。運命の女を香川京子が演じている。
yuzu
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戦時中の上海で姿を消したリル=香川京子。彼女は誘拐されたのか?殺されたのか?戦後、リルと思しき女の姿を日本で見かけるが…。

こういう、失った女のことを忘れられない系の映画は、高校時代にヒッチコック…

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花椒
3.3

香川京子畢生の純情派@シネマヴェーラ渋谷

昭和26年のヒット曲をモチーフにした小説が発表され、それを映画化。

この曲を実際に歌っていた津村謙が劇中に登場して歌っていた

自分が知ったのは1982…

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島先生…やったね!ってスタンディングしたい島流ハ〜リウ〜ッド。森繁の振りすぎるタクトのモノローグ→回想からはじまるノワール。手繋いだり腕組んだり上海での楽しい3人一心同体な蜜月、内地戻ってリルことカ…

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out1
3.5

戦中の上海で
水島新太郎と森繁久彌と香川京子の3人組は、
ルビッチの『生活の設計』を想起させる。
香川京子は、ウブで生活のために水商売をしている純粋な女の子設定で主体性に欠けるので、
ミリアム・ホプ…

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csm
5.0

ここは上海のクリフサイドクラブ、皆さんも聞き覚えのあるメロディーですね左様… の森繁語りで始まって歌謡映画好きは震えるほど楽しい。ハマでタクトを振る森繁が上海でのドラムブラシ時代を振り返る。若い。孤…

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3.8

3/26@@シネマヴェーラ渋谷

終戦後、つらい思い出を胸に上海から日本に帰ってきた二人の男。

冒頭の森繁久彌の語りから大衆に浸透していた歌なのだとよくわかる。

トークショーでのお話からリルの顛…

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このレビューはネタバレを含みます

授業で鑑賞。
思っていたよりかなり上海では「洋」のものが取り込まれていて驚いた。そして日本との差。
リルはどうなってたんだろうなあ。
会わなくなると途端に連絡取りづらくなる、相手が連絡しないようにす…

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谷口
4.0
「上海帰りのリル」のメロディに乗せて、港、ギャング、キャバレー。歌謡映画の一つの答えがここにある。香川京子は、もう少しちゃんと舞台を降りるべきだった。

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