恋の片道切符の作品情報・感想・評価

恋の片道切符1960年製作の映画)

製作国:

上映時間:83分

3.5

『恋の片道切符』に投稿された感想・評価

篠田正浩脚本による、第1回監督の歌謡映画。話は牧紀子をめぐる駆け引きと誤解で進む。
csm
4.0

(うちの)篠田がヌーベルヌーベルしながらもハートはおしめり演歌調で、だんだん平尾先生のアイドル映画にしかみえなくなって、舞台上で紙テープまみれの先生をじっとり見つめる小坂一也と交互にバチバチしながら…

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小坂一也に平尾先生で「恋の片道切符」ってちょー楽しそーって思ったら、やたらと暗い。野村芳太郎じゃない。篠田はデビューからきっちりヌーベルバーグ。牧さんと3人全員演技が微妙なのも意図的か。牧さんは大根…

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こ
3.6
このレビューはネタバレを含みます

さすがにしょうもない男ばかりでは...
ヒロイン、あの静けさで意外と女に染まっているのねという感はあり
不倫男の立場もよくわからんし子どものあの眼差しだけいれられたところでどうすりゃいいんだ
「今と…

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デビュー作には、監督のその後のすべてが宿っていると言うけれど、これはその典型。小坂一也と平尾昌晃のロカビリー映画の体を装いながら、娯楽と観念の交錯する松竹ヌーヴェルヴァーグ。笑顔ひとつないヒロイン牧…

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篠田正浩の初監督作品。最初のシーンで小坂一也が東京駅丸の内口の天蓋を仰いでいるが、これはラストで小坂が平尾昌晃を仰ぎ見るのと相似形になっている。作中の言葉を借りれば「生贄」の視点なのだろう。ラストの…

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3.3

4/24@ラピュタ阿佐ヶ谷

サックス奏者の小坂一也が今にも身を投げそうな牧紀子に声をかける。

小坂一也主演作は初めて観る。おどおどしてはっきりしない感じが現代の若者ぽい。

去年の松竹レア物でた…

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登場人物全員情緒がおかしいし、男も女もすぐ顔面ビシャビシャにして泣いちゃう。変な映画だった
3.4

ラピュタ阿佐ヶ谷で。再見。大人たちの利益のために利用される(「生け贄」と呼ばれる)若者を描く。初見の印象は登場人物が泣いてばかりいる、気が滅入る映画という印象だったが、見直して見ると、悪くない。特に…

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Gocta
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恋を知らない若いバンドマンが、恋に破れた女性に出会い、自分の心を騙して離れようとするが、最後は彼女に本心を語り、愛に征服されてしまう物語。途中までは快調にとても面白く観れたが、女性の元恋人の登場から…

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