斬り込みの作品情報・感想・評価

斬り込み1970年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

ジャンル:

3.2

「斬り込み」に投稿された感想・評価

いっそ渡哲也の役を削ってしまった方が、ジャンル映画としても「日陰者のやくざ稼業にもカビがはえてきた」(作中の中村竹弥の台詞、ただしうろ覚え)任侠物から脱しようとする過渡期の試行錯誤および打開策がより大胆なかたちで出たようにおもうが、1970年当時客足が落ちる一方だった日活にはスター渡哲也の起用は期待の新人監督・澤田幸弘にとってはおそらく「宿題」だったのであって、しかしながら郷鍈治はおろか藤竜也の役も渡哲也にはふさわしくなく、あえて言うなら曽根晴美の殺し屋の役になるのだろうがそれでは役不足の感が否めず、では渡哲也をこの脚本のニュアンスを生かす形でどういった役を用意するべきだったのかの答えは、私ごときでは出せない…。
扇ひろ子の清純さが無情。
なやら

なやらの感想・評価

3.0
勢いあるし、部分部分はけっこう楽しいが、継ぎ目を露出させたまま歪に突き進んでいく脚本が苦しい。
あと、ラストのドス殴り込みワチャワチャはいくらなんでも長過ぎる。締めの空撮も、どう終わらせてよいか見失った果ての苦肉の策感がうかがえた。
敵対勢力の殺し屋である曽根晴美という俳優さんが、大関・高安に酷似していた。
一

一の感想・評価

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渡哲也のスケジュール抑えるのがホントにキツかったんだろうなと思う。まあいつもの渡哲也だしいつもの郷鍈治だし藤竜也もやっぱり可愛い。初井言榮のキチの外なのか中なのか判別しがたい泣きの演技がよかった。あとは曽根晴美の殺し屋っぷりがパーフェクト。
あの精悍な藤竜也がゴンむくって感じで
肥えてる?の?なんか良い。
松方先輩に吉川晃司成分を混ぜるとあの顔になるな…とか思って見てました。

振興ヤクザに組を乗っ取られて、組長は向こうの言いなりになり、子分たちは見捨てられ怒り爆発して反逆。同じように組を潰された渡哲也が加勢するってやつです。

ヤードバーズみたいなモップスが演奏してて楽しかった。そのディスコ?は
ボアの絨毯敷きでギャルが裸足で踊る。
あと沖雅也が完全にアシッドジャズ。
渡哲也はのけもので、藤竜也軍団が実質の主人公だが、『野獣を消せ』ほど突っ走ってもなく、悪と任侠の間にいてなんとも中途半端。
対比になるはずの渡哲也も存在感無し。
toro

toroの感想・評価

3.6
「あたい、昔はピアニストになるのが夢だったの」

素晴らしい音楽!と手元のメモにある。
渡哲也と共に鳴り響く吹奏楽!とも。
滂沱の涙をしぼるような大太鼓!という小杉太一郎によるその音を、また聴きたい。


上京したての若い女 ピアニストの夢破れ チンピラたちと 踊り場の出会い ヤクザの世界 男たちは破れ ひとり去る女
『ヴィクトリア』を改めて観る必要がある。