紀ノ川 花の巻・文緒の巻の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

紀の川の上流の名家から下流の名家に嫁いだ女性の、明治後期から太平洋戦争後までの50年にわたる姿を、娘そして孫娘といった女性を軸とした家族との関係を中心に描く映画。人生を紀の川に擬え、また家があっての…

日本映画の老けメイクは失笑してしまう代物が多いが、この映画の司葉子に限ってはしっくり来た。
司葉子が実際に老いた近影も知っているはずなのに、このメイクで老醜晒す姿も恍惚の姿も真に迫っていた。どうして…

明治・大正・昭和。ある一家の約50年。

観たいと思っていた作品！途中5分間の休憩有りの大作。

嫁入りから晩年までを演じる司葉子さんが素晴らしかった。好意を持たれていた義弟（丹波哲郎）に一瞬ク…

感動大作ではないが充実の名作品

３時間弱の長尺物、しかもスペクタクルもアクションもサスペンスもない地方の一名家の数十年にわたる隆盛衰亡記に過ぎないのに、鑑賞中の充実感は比類なきものがあった。
その…

川の流れの様に、時に穏やかに時に荒々しく明治、大正、昭和の時代を夫と家のために生き抜いた女性を描いた作品。
流れる音楽が不気味で、何が起こるのかと不安を掻き立てる恐ろしい感じがした。
水害、政治、戦…

2021-09-18 ぽすれん
岩下志麻さんが演じた 跳ね返り二代目　が、有吉さんのママ。空襲に怯えるちびが佐和子さん　なんでしょう。
大好きだったおばあちゃまを主人公に母系大河小説を描きお友…

有吉佐和子原作の長編を映画化。
明治から昭和まで、紀の川・和歌山をぶたいに描いているが、３時間弱は少し厳しかった。
岩下志麻の若さが輝くが、司葉子の堂々とした演技が素晴らしい。
世相も風俗も反映した…

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明治・大正・昭和にわたる壮大なドラマ。
紀ノ川の姿がとても美しく描かれたカラー映画。

舟に乗って紀ノ川を下って嫁に行く女性＝花（司葉子）を見送る女性（東山千栄子）。
花嫁姿の司葉子が非常に綺麗。
…