じゃあ観るなという話なんだけど、映画監督や俳優が出力する「作品」には興味あっても、その人自身にはあまり興味もないので、こういう伝記モノは苦手。
一部の映画ファンがコケにするほど吉永小百合がだめな女優…
市川崑監督作、吉永小百合主演の『映画女優』は、単なる女優の伝記映画に留まらない、"女優という存在"の核心に迫っていく。吉永小百合が演じる大女優・田中絹代の波乱に満ちた半生を追う中で、スクリーンを越…
>>続きを読む新藤兼人原作「小説・田中絹代」を市川崑監督が映画化、「日本映画発達史」の田中純一郎が監修した、吉永小百合主演の田中絹代の半生を描いた話題作だが、変名溝内健二菅原文太の溝口健二との関わりが主となった重…
>>続きを読む田中絹代(吉永小百合)×溝内監督(菅原文太)が生み出す緊迫感に尽きる。
田中絹代(吉永小百合)と溝内監督(菅原文太)が対峙するシーンはどれも緊張感がある。お互いが自分の話をし始める、会話になってい…
かなりザッとだけど昔の映画史が見られたのとか、溝口(作中では溝内)監督とのやり取りや緊張感ある撮影現場は良かった。
終わり方が唐突。余韻を味わうようなエンディングのが良かったなー
吉永小百合は1…
清水宏監督の作品を鑑賞後、Wikiで「田中絹代と付き合ってた」ネタを仕入れたばかりだったので。まあメインディッシュは、溝口監督との丁々発止なんだろうけど、むしろ戦前、松竹蒲田からの昭和映画史について…
>>続きを読む基本的には、女優、『田中絹代』の視点から、日本映画の、歴史を語った話。特に、前半が、そう。後半からが、この作品の、見所な気がする。女優、『田中絹代』が、監督、『溝内』と、監督と、女優の立場としての、…
>>続きを読む#141 市川崑大会
「松竹」大女優の前半生を、露悪的なまでに面白く描いた「独立」系映画人・新藤兼人の小説&脚本をもとに、市川崑が「東宝」で、本来、藤純子的な「伝法」な役を、美麗お嬢様役者の「小百…