ストーリーはないようなものだが、いかにも映画という感じで好感が持てる。主人公は、カントリーミュージックの歌手、バッドで、むかしは、ヒットも飛ばした有名人だが、いまは、地方の酒場やボーリング場に併設さ…
>>続きを読む「1人で好き勝手に生きる男」の話ということなので、『竜二』に近いものを感じる。だが、『竜二』は「俺はヤクザな生き方しかできない」という己の中に植え付けられた宿命のような、簡単には変えられない価値観で…
>>続きを読むヒットしたのは昔の話、今は場末のバーやボーリング場のどさ回りをしている初老のアル中カントリーシンガーソングライター。
新曲も作ることなく過去の遺産で食いつないでいる状態だが、巡業先で出会った女性記者…
よくも悪くも、アメリカっぽい恋愛感だなと思う。落ち目とは言っても各地にファンがいる。しかし、ファンに声をかけられても、どこか自分に負い目があって、心から喜べない。そんな心情表現は素晴らしかった。
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以前自分がいたはずの場所に後輩が座り、自分は後輩の前座。動かなくなる身体、それを隠すようにやめられないお酒。好きな人たちに愛想を尽かされてしまう。惨めで情けなくて仕方がない自分を、真っ向から描く残酷…
>>続きを読む詳しい知識は全然無いけれど、昔からカントリーミュージックが好きで心地よくて。
この映画で流れた曲も印象的で、胸に沁みた。
主演のジェフ・ブリッジス、渋くてカッコよかった。王道の再生のストーリーのメイ…
いい映画。
度々ウイスキーが映るが、まさにそんな感じの余韻が残る映画。
上質の樽の甘い原始的な香りと喉を焼くアルコール、まったりとした酔いと流れていくカントリーソング。
ウイスキーを映画で表現した…
冒頭から悲劇のフラグが立ちまくってて嫌でも不穏な展開を予想をしてしまう作りなのだけれど、それに対して、個人的にこの着地点は好みのテイストです。
ストーリーラインもさることながら、注目したいのはそれぞ…
良かった。
もう引退間近のミュージシャンを、
ジェフ・ブリッジスが好演している。
一言一言に深みがあり、
円熟した演技を披露している。
ロバート・デュヴァルの存在もとても良く、
2人で釣りをし…
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