「ラオスの花チャンパー」をはじめとする民謡、アンティークなフレンチポップス、素性不明なナレーションとも台詞とも言えないフランス語の語り。そうです、これは映画「インディア・ソング」で見た光景の廃墟版。…
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人物の不在はもちろんだが、『インディア・ソング』で最も強烈に脳裏に焼き付いた赤い自転車の不在が、色彩の欠落をよりいっそう際立たせる。純粋なイメージから始まる空や海が色彩そのものへと転じる瞬間…
デュラス通い
違う映像に違う映画の音をぶち込むなんて(しかも2時間⁉︎)めちゃくちゃだし、無茶な映画ではある。
うたたねの中で目を開ければ何か廃墟と光の中に見えてはいけない人の霊のようなものが見…
『インディア・ソング』を未だ観れていないので全部を理解できたとは言えないが、僕の廃墟好きもあって2時間楽しめた。
廃墟の先に海が出てくるのはダニエル・シュミット『季節のはざまで』を想起したが、シュミ…
『インディア・ソング』の音だけを残し、映像から人物を消し去った、極端にラディカルな一本。
声と音楽は記憶として流れ続ける一方、画面に映るのは廃墟となった空間だけで、物語は完全に不在になる。
そこにあ…
“私には『インディア・ソング』に破壊される、という試練を課す必要があった。”
書籍『デュラス、映画を語る』より抜粋
本作は、前作『インディア・ソング』にて使用された館の荒廃した様子を記録した、…
マルグリット・デュラス『インディア・ソング』('74)の音声をほぼそのまま使用し、舞台となった邸宅の廃墟化した現在を映しだす1976年作。
続けて観たためか、無人の廃墟に響く役者達の会話が幽霊的な…