のら猫の日記の作品情報・感想・評価

「のら猫の日記」に投稿された感想・評価

Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.2
2人きりで、誰も頼らず信じず、隠れるように生きる年若い姉妹。姉が望まぬ妊娠をし、とりあえず出産の知識がありそうな赤ちゃん用品売り場の女性を誘拐して、助けを借りようとする。

妹役がスカーレットヨハンソン。この時まだ12歳ですよ。グラマラスでセクシー系になるはるか前の、おこちゃま感ある可愛いスカーレット。こんな昔から出てたのね!

アル中だった亡くなったお母さんの匂いを持ち歩いて、毎晩寝る場所に振りかけてその上に寝るのに泣いた。。どんな母親でもママはママ。

なんやかんやで世話焼いてくれる売り場の女性に理想の母親像を見出しつつ、人の善意を信じきれない姉を誰より大切に思って行動する幼い彼女の姿が切ない。

お姉ちゃんだって、絶対まだ17-8歳程度。周りにひどい目に遭わされてきて、とりあえずまずは爪を立てて威嚇する生き方しか知らない。

悪いことしても、警察にすら見向きもされない。この世で誰にも気づかれず、求められていないんじゃないかという孤独な日々を、身を寄せ合って生きてる2人は、まさに邦題通りののら猫たち。

そんな中、自分の辛い経験があるからこそ誰より妊婦と子供たちに優しくありたいという売り場の女性の心情を薄々感じつつ、見ぬふりして、でも少しずつ打ち解けていく2人の様子に、ほんの少しだけ安堵できる場所を見つけられたようでホッとする。
思っていたより良かった。前知識はなにもなく観たから、おばさんなんてちっとも気に留めてなかったらがっつりメインキャストだった。若かりし頃のヨハンソンさんが可愛かった。やっぱり違う人は若い頃から違ってた。この映画のすべては出産のシーンに詰まってたと思う。ローが色々経てだけど何の邪念もなく心からエレインを信頼した瞬間。感動。最初と最後の夢で会ったことのない人に会う×虫眼鏡のふわふわした感じも良かった。
YJM

YJMの感想・評価

4.2
タフな女子って最高!
強がって真っ直ぐ生きてる感じとか勇気もらった。
こるり

こるりの感想・評価

5.0
幼いスカーレット・ヨハンソンがすっごくかわいい。姉を見守るまなざし、言葉は少ないながらも彼女の素直な想いが伝わってくる。
公開当時、雑誌の片隅にこの映画の紹介を見つけ、切り抜きをノートに貼ったのを覚えています。モノクロ1カットの小さな写真で俯いている、どこかボーイッシュでアンニュイな雰囲気をたたえた少女に釘づけに。そう、それこそがスカーレット・ヨハンソンだったのでした。

あるべき家庭の失われた、のら猫姉妹。先の見えない二人が、腹に宿した未来に人生のハンドルを握られる彷徨記。

静かで印象的なスコアは、なんとジョン・ルーリーによるもの。グラマラスでない頃のスカーレットも魅力的ですよ。
tulpen

tulpenの感想・評価

4.2
音楽がジョン・ルーリー だというので見たんだった。

ニコリともしない生意気な女の子なのに目が離せない魅力がありました。とても12歳とは思えない。とメモには書いてある。


キュートな女の子だなぁと思ったけど
この時はスカーレット・ヨハンソンだとは知らなかった。
その2年後に「モンタナの風に吹かれて」で初めてスクリーンでご対面したのだった。


VHSレンタル
何だかすごく良い!!どこまでもオフビートな感覚が心地よい。
優しくておかしくてちょっぴり哀しい映画!でも元気になれる。

と、これだけでやめておけば良いのですが、僕は堪え性がないのでやっぱり余計なことを書くことにします。

この映画は「家族の崩壊」を取り上げながら、それでもどこまでも希望に溢れています。これはこの映画が家族の存在自体は決して否定せず、むしろ本質的な家族のあり方を描いているからでしょう。
エレインと、それからお間抜けな別荘の持ち主ハンプレイズの身の上は必要以上には語られていませんが、何となく二人ともに家族の愛情には恵まれていない状況が示唆されています。エレインは中絶か流産の経験が有りそうだし、ハンプレイズは「独りになってしまったから」別荘を訪れたと言っていたし。
偶然似たような境遇の人が集まったようにも見えますが、実はこういう人達の方が案外多いということなのかもしれません。

家族は「血が繋がっているから」一緒に暮らしているのではなく、色々と納得の行かないところがあっても、それでも愛すべき存在だからこそ好き好んで一緒に暮らしているのです。決して、他に選択肢がないわけではありません。嫌なら家出をすればよい。16と11の小娘でもきちんと生きていけるほど(決して楽ではないけど)アメリカは広いのだから。どちらかというと、きちんと生きていかなくてはいけなくなるほど、アメリカは広いという方が合っているかもしれません。

映画の冒頭、自分達の身の上を語るマニーは
「姉は良い人だ。」
と言います。この台詞、一見冷めているのですが僕はとても好きです。しっかりしているようでやっぱり幼いマニー。彼女は決して自分の姉だから仕方なくモーについて旅をしているわけではありません。困ったことも多いけど、やっぱり姉は愛すべき存在であって、だからこそ彼女は一緒に旅を続けているのです。そんなに辛いわけでもない。マニーはきちんと自分の生き方を自分で選択しています。

エレインがはじめてマニーに心を開き、話をする時の台詞も好きです。

「犯罪は許せないわ。でもあなたはとてもいい子よ。」

このとき、エレインは「You are very young and fine lady」と言うのです。
「レディ」と言ってもらえたマニーの嬉しそうな顔が印象的でした。

あ、それから、男の子を産んだ直後のローがきちんとお母さんの顔になってい
るのも良かった!

「Manny & Lo」という原題から「のら猫の日記」という邦題はとても上手いですね。
ある日突然姿を消してしまっても、多分誰も気がつかないかもしれないけれ、
街の片隅で肩を寄せ合ってそれでも逞しく生きているのら猫達は、きっと血など繋がっていないのでしょう。猫は決して群れなど作らない動物だと聞いたことがありますが、でも彼らも信頼し合うことで生きているような気がしました。
98/02/11(水) 22:54
ゴト

ゴトの感想・評価

3.2
世の中、クソッタレだと思う時がたま〜にだけどあったりする。大抵の人は、そう思いながらもぐっと飲み込んで社会生活を送るのだろうけど、そのクソッタレな社会に馴染めない人もいる。自分も人並みに社会生活を送れているのか微妙な感じなので分からなくもないけど、それでもローレルとアマンダの様に根無し草の生活をする気はない。寧ろ、どちらかというと自分はエレインに近いのではと思う。

あらすじではローレル、アマンダの姉妹と彼女たちが誘拐する中年女性エレインをまとめて3人のアウトローとしているけど、この2つは少し違う。社会に悪態を吐き唾を吐くか、或いは不器用にしか生きられない自分を覚悟を持って受け入れるか。まあ、アマンダはこの両者の間に立つ存在ではあるけど。

ちなみにアメリカで保険を使わずに出産しようと思うと、百数十万円かかるみたいです。そういったアメリカが抱える問題点をローレルを通して描きたかったのかなとも思う。

あとスカーレット・ヨハンソンが若い、というか幼い。姉の役かと思ってたら妹役だった。
犬

犬の感想・評価

3.3
人質

みなし児の姉妹が自分達の新しい家族を作り上げていく風変わりなロードムービー

子どもでもできる

行動が予想外
展開はまあまあでした

子どものやることだから
ホッコリしました

スカーレット・ヨハンソンが幼い
アレクサ・パラディノも良かったです
真夜中

真夜中の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

邦題良き。
なんといってもジョン・ルーリーの音楽が素晴らしいです。サントラが欲しい。子役時代のスカーレット・ヨハンソンの主演作品ですがこの頃からすでに色っぽいです。姉役の子よりずっと大人びて見えました。
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