処女の作品情報・感想・評価

「処女」に投稿された感想・評価

夢野猫

夢野猫の感想・評価

2.5
オリジナルタイトルは『姉妹』。
姉は「初めての相手は愛する男性と」
妹は「初めての相手は愛して無い男性と」
姉は美少女、妹はオデブ。
対立したり理解し合ったり。
15歳と13歳。二歳違いの姉妹の処女喪失の物語。

………違うか? まァ、概ね間違いは無いと想う(笑)

邦題から連想する様なエロ作品では無いが、キレイキレイした芸術でも無い。
思春期少女の生々しい恋愛関係を描いているので必然的に、全裸丸見えシーンは有ります。

ラストが衝撃的。そして投げ棄てられた感じでした。
ある程度、終盤の展開から予想はついていたが、そこ迄とは思わなかった。
夢落ちかと(笑)
原題は姉妹か。
ならあのラストは納得。
むしろハッピエンドだったのか。
ブレイヤ監督の中では面白かった
メスキダの目、最高だよね
妹ちゃんはぷくぷくしてて、天使みたいな見た目でなかなかのブス性格で、嫌いじゃない
互いを表裏一体の存在、かつ最も疎ましい存在と感じながら、抱擁し合って生きている、二歳違いの思春期姉妹。

一方に対する否定は即ち自己嫌悪へと直結し、その応酬を繰り返す傍らで何かを求め続けるが、どこの世界でも同様に、やはり身勝手な大人に振り回されるのであった。


…そんな鬱屈とした空気が、ラスト数分で一変!
ここまで紡がれてきた、何もかも全てが吹っ飛ばされるのだ…!!☆

…いや、全てが無に帰すというワケではないかな。
考え様によっては、あれほど完璧な結末はない。
―――フランス映画、バンザイ!!
一瞬でイタリア映画になったけどな。(笑)

このレビューはネタバレを含みます

8月18日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『処女』('01/カトリーヌ・ブレイヤ)を観た。序盤は正直あまり好きじゃないタイプだと思ったが、美人な姉とボーイフレンドが肌を重ねるところ(そばでふとった妹が聴き耳を立てている)をカサヴェテスタッチが描いた辺りから映画に没入させられて、そこからラストまで一気!
posted at 21:13:19

8月18日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『処女』 どことなく即興的な撮り方もいいんだけど、それだけにラスト数分で映画のジャンルそのものを揺るがすのがかなり衝撃的だった。また、それは狭まった世界が酷薄な世界に直面して言葉を失っているようで、本当に「大人は判ってくれない」。胸が痛くなる。
posted at 21:14:55
邦題「処女」の物々しさを覆う原題「姉妹」の関係が思春期を辿々しく歩む、澄んだ香りが煙とまじる美しい世界。

フランス映画らしい色彩感覚で、“衣装”を軸に冴えわたるセンス。天才的な黄色の使い方は圧巻。構図も、カットの切れも洒落ていて、“今世紀のフランス映画”と思わせる心地よさだった。

そんな完璧な世界観も、それは女優の為にあるのよ、と妹役アナイス・ルブー、姉役ロキサーヌ・メスキダの可愛げと美しさ。
胸のきしみも現代的に増幅し、その衝撃は危険。
yuria

yuriaの感想・評価

4.0
本当に嫌いになれない 初夜でのあのじゃあもうどうしたいんだよ!という男心を わかってるのだけどわからないの という女心を。