ベイビーブラザーの作品情報・感想・評価

「ベイビーブラザー」に投稿された感想・評価

鑑賞中もずっとケイシーが(これ以上)悲しい目にあいませんようにと祈りながら見た。
あまりにも純粋なケイシーが愛しくも哀れで、この子の幸せな笑顔を見られるならきっとお兄ちゃんは何でもするのに社会は3人を引き離しやるせなかった…。
ケイシー役がサングスターくんにはまりすぎていて、あまりにもピュアで胸が痛むほど。
お友達をうまく作れないケイシーにとっては兄弟が全てだったろうに、それすら取り上げられて、ケイシーはどうなるんだ…(落ち込む)。
それでも美しい風景に静かな物語が悲しく美しく流れていくとても素晴らしい映画だった。
みーこ

みーこの感想・評価

3.4
主役のケイシーは『メイズ・ランナー』のトーマス・サングスター君♪


少し先の兄弟の未来が明るくある事を願わずにはいられないお話。



別々の施設で育った父親違いの3兄弟、
次男ケーシーは生後10ヶ月の弟を里親先から誘拐し逃走、父親に会いに行こうとする。

それを知った長男18歳が止めに現れるが頑ななケイシーは聞き入れず、警察の追っ手をかわしながらの逃亡劇が始まるのだったー



「人生そんなに甘くないよー」と肩を撫でて諦めよう?と諭してあげたいけど、赤ん坊な弟を背負い、あやし、諦めない姿は健気でつい応援したくなるし涙を誘うのです(ノД`)


それでも悲しいだけでなく、
危なげなケイシーと長男が逃走の旅を続けるなかで精神的に成長し、兄弟愛を深めていく物語でもあるので最後はそれなりに希望を感じられるのが救いかな。


トーマス・サングスター君の坊主頭は結構なインパクトありです。笑
mona

monaの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Thomas目当てで鑑賞
アフガニスタンの人があっさり事故死したのにはびっくりしました笑
K

Kの感想・評価

3.2
作品としてはかなり微妙ですけど、まあ哀しい物語だったので、最後はちょっと胸にくるものがありました。
結末は見えていたけれど。
哀しいなぁ。
ヒューマンドラマかつ、社会問題を扱った作品ですね。

あとこれトーマスが主役かと思いきや、主役はお兄ちゃんの方ですね。トーマスも良かったけど、このお兄ちゃん役の彼もなかなか良かったです。
異父兄弟。母が死んだ。生後10か月の弟を里親のもとから誘拐したケイシー(トーマス)は、スコットランドに住む父と一緒になるため、旅を始める。これを知った兄はスコットランドへ一緒に向かうことになる。

とても重い内容だけど、まるで一本ねじが外れているかのようなケイシーの言動、奇行が面白くて、目が離せない。
まず10か月の弟を誘拐してどう育てようというのか…。彼自身も養護施設に入れられていたのに。
映画というよりは、ひとつのドキュメンタリーを見ているようなあっさりぶり。あまりドラマチックにはならない作り方をしているので、そういう形が好きな人にはハマりやすい映画だと思う。

母を大切にしていたケイシーは、兄が母の葬式に出なかったことで怒鳴ったり、その後兄から聞かされる母の信じられない過去の言動に叫んだりと、たまに本当に”狂っている”子になる。まあ、あの年でいろいろなことが起こりすぎたのがいけないのだろうが、言動が小学生並み…。でもしっかり弟を守る勇敢さはあり、どこか夢見る少年でもある。純粋すぎて、苦しみを理解したくない、もしくは、苦しみを経験しすぎて、どこかおかしくなければ生きていけない防衛本能というか、そういうものを生んでしまった少年なのかな。
鏡越しに兄を見る目線、嬉しそうな笑顔、曇りのない目的と瞳に強く動かされるけれど、彼が知っている世界は本当に小さくて、存在しないものだった。彼が見たかった世界は、どこにもなかった。最後の表情がひたすらつらかった。

羊のくだりはさすがにいかれすぎてて笑ってしまったけれど、それが功を奏すとは、兄にも想像がつかなかっただろ…。あれはすごい…。

この映画でトーマス君は兄の役者とともに丸刈りになるんだけれども、上半身裸になった時のやつれ方よ!腕なんかなにもなくて、あばらも全部浮いていて、うわっ、まじかよってレベルで細かった。服を着ていてもわかる細すぎる体…。それすらも演技になってしまうような役なので本当に哀れな子に見えてしまう。

車の事故とか、ちょっとたまに「え?ありえるそれ?」って感じのシチュエーションが出てくるけど、まあ、それは考えずに…。
兄弟なのに一緒に居られない。親のせいで別々の人生を歩むことになる3人。終わりが苦しい映画だった。
mikkun17

mikkun17の感想・評価

3.3
2018年鑑賞72本目。

ノーマークだったけど意外と良かった(笑)

血の繋がってない長男がどんどんお兄ちゃんらしくなっていくのがいい。

結構急な展開にびっくりさせられたり、少しうるっとしたりする場面あった。

きっとあの兄弟達なら大丈夫だろうと思えるラストだった。
イギリスの映画って生活感は汚そうな印象を受けるんだけども、それと対照的に木とか空とかが生きてるみたいに本当に美しい。だからこそ画面から独特の美しさを感じちゃう。

お兄ちゃんが弟を始めて抱っこをした時に、愛が生まれはじめる感じやどんどんとか兄弟愛が芽生えていくのもよかった。

どうなるか先が読めないからこそ淡々としてるけどもついつい見ちゃったし、悲しいお話だからこそキャラクター達にすごく哀愁や愛執を感じた。

ただ、トーマスのヒョロヒョロ坊主姿が、マッドマックスのウォーボーイズに見えて仕方なかった。
ぶち

ぶちの感想・評価

2.8
母親と死別し、父親に引き取ってもらうために赤ん坊を連れて旅をする兄弟の話。全体的に暗く、たまに映ったあおぞらが安心してしまうほど重い雰囲気の中で話が進んでいきます。この終わり方には誰も納得していない。けれど兄弟が幸せになる為には納得のいかない道を選ぶしかないという、兄の胸の痛みがものすごく伝わってきて切ない。数年後、また兄弟が再開した時には笑顔で過ごしてほしい。そう願ってやまなかったです。
MIYU

MIYUの感想・評価

3.3
ストーリーを追うごとに兄の兄弟に対する気持がさらに強くなっていくのを感じた。
辛い過去があっても兄弟と生きていきたいという気持ち、辛かった…幸せになって欲しい…。
emily

emilyの感想・評価

3.3
 母を亡くし、腹違いの兄弟三人は別々に暮らしてた。ある日次男のケーシーが生後10か月の弟を里親から誘拐する。兄もそれを知り、ケーシーの父親探しのためスコットランドへ行く手助けをすることに・・・

 冒頭の描写は手先、鏡越し、曇った映像だったり、閉鎖的なカメラで極悪人の空気を作り上げていく。赤ちゃんを誘拐といえど、自身の弟である。ただ一緒に暮らしたい。そんなケーシーの気持ちは兄にも伝わり、手伝う事になる。幸せな結末が全く想像できないロードムービー。警察から追われる中、出会いがあったり、壮大な自然の中交差する虫たちの泣き声が少年たちの澄んだ心を浮き彫りにする。

 少しずつ兄がケーシーのピュアさに触れて、大事な物に気が付いていく。守りたいと心から思うようになっていく。まだ18歳、そんな力は備わってない。それでも徐々に徐々に兄の顔になり、二人を守る大人の顔になっていく過程がゆっくりと描かれている。

どうしようもない現実。しかしそこで見せた兄の笑顔と贈り物にじんわりとくる。一緒には居られない。でも一緒に居る事がすべてではない。遠く離れていてもちゃんといつも思ってる事を強く刻まれる瞬間だった。親や大人たちの都合により余儀なくされる現実。それでも血のつながりではない深い絆が出来た事には、ほんの少しの光を残す。暗いトーンの中に、しっかりと兄弟愛を壮大な自然と共に描く。誰の心にもある純粋な気持ちを刺激されずにはいられない。
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