鶴田浩二のライフワークというべき特攻隊映画の集大成。切腹シーンに代表される鶴田の憑かれたような情念演技に頭グラグラ。大西中将、着いていけません!
山下監督の描く格調高い画は大作感に満ち溢れているが…
天皇の戦争責任に言及している。
『日本のいちばん長い日』よりも明確に。
菅原文太の、屋上での演説は三島由紀夫を想起させる。
期待以上の面白さだった。
小林旭の児玉が、良き国士に見えて困った。
…
特攻隊創始者のひとり大西瀧治郎を鶴田浩二が演じれば良き人に見えるのか。
それとも鶴田浩二だから美談に見えるのか。
軍旗精神論、あと男子2000万!、戦争継続を最後まで要求した大西瀧治郎を中心に描い…
このレビューはネタバレを含みます
2022.41 *128
特攻隊の創始者・大西中尉が、特攻による徹底抗戦を最後まで貫き、敗戦後に切腹をする話。
長尺の割に、普通に見れたし面白かったな。
あとメンツが完全に仁義。
大西中尉の…
日本のいちばん長い日では閣僚たちはすでに終戦と和平を望む中部下がクーデターを起こそうとする内容だったので、「いやもう無理なんだから諦めろよ💢」って気持ちで観ていたのにこっちの映画では天皇や閣僚の意思…
>>続きを読む神風特攻のシステムを考案した
大西を中心に、海軍航空隊を描いた良作。
演者の面子が、ほぼヤクザ映画。
日本の一番長い日が陸軍ならば
こちらは海軍航空隊のお話。
阿南も大西も同じ結末。
文太さん…