6月に亡くなった中島貞夫監督の作品を見たことがなかったので、前から気になっていた本作を視聴。
映画が始まってすぐ、桜田門外の変を皮切りに、大久保利通、大隈重信の暗殺が立て続けに描かれる。それぞれ5…
万延元年の若山富三郎から始まる暗殺オムニバス。千葉真一が小沼正を演じる血盟団事件のパートが最も長く約100分ほどを占めるが、2・26事件の首謀者である青年将校らの銃殺で迸る血がが余りにも忘れ難い。国…
>>続きを読む若山富三郎の大立ち回り桜田門外ノ変から始まり、オールスター暗殺ダイジェスト。
本筋は小沼正がテロリズムへと目覚めていく物語だけど丹念に丁寧に描かれすぎてどうにも鈍い。
千葉真一と藤純子のメロドラマ的…
オールスターキャストとはいえメインは血盟団事件の千葉真一で他は暗殺事件の暗殺者として数分ぐらいの出演。中途半端だけど集客にはなったのかも
ただ血盟団事件でも十分面白い。藤純子最後の別れで鈴の音鳴り…
桜田門外の変から昭和初期に至るまでに起きた9つの暗殺事件を取り上げた作品。
大隈重信への投弾や安田財閥の創始者のエピソードは知らなかった。
オムニバスかと思いきや主軸に置かれていたのは血盟団事件…
冒頭、明治初期からの日本暗殺史の再現映像が続く。
この場面だけでこの人を?とビックリするくらいの豪華キャスト陣。
作品のメイン人物である小沼正については全く知らなかった。公開当時既に出所していて撮…
追悼中島貞夫、神保町シアターにて。超豪華キャストで日本における近代テロリズムの系譜を描く。このキャストでこれを?というアナーキーさに痺れる。信じる正義のためにテロへと走る人々にシンパシーを感じるかど…
>>続きを読む千葉真一の脳裏に浮かんでくる記憶をスクリーンプロセスでフラッシュバックしていくショットのトリップ感素晴らしい。また彼が暗殺決行する直前を、かつて好き合っていた藤純子と偶然会う(しかも幸せではないらし…
>>続きを読む中島貞夫・追悼3本目。
オールスター映画なのにテーマは“暗殺”
、さらに観客に「そして現代 暗殺を超える思想とは何か」と問うてくるとんでもなくアナーキーな映画。
オムニバス形式というより事件の羅列…
東映