暗殺を通しての日本近代史。
血盟団事件を中心に描くところが流石やなと。
橋川文三の『昭和維新試論』は必読やな。
最後の銃刑シーンは最高すぎる。
あらゆる暗殺が出てくるので、血の量は多く、いいもの見…
何が彼らを暗殺に駆り立てるのかと疑問を投げかけておいて、その直後にフレームいっぱいに出てくる「権力」の2文字に、当時の不良性感度全開の東映を感じることができて幸せ。
血盟団事件以外の暗殺事件を頭とお…
血盟団事件の実行犯である小沼正の人生。
時は戦前、世界大恐慌の日本。
主人公の小沼は家が貧しくて進学を諦める。
就職したカステラ工場は倒産。
正直者がバカを見る、真面目に働いても報われない社会に絶…
雪の桜田門外の変(1860年)から雪の二・二六事件(1936年)までの幕末・明治・大正・昭和の四代に勃発してきた各事件を題材にした暗殺オムニバス。主だったのだけでも若山富三郎、菅原文太 、千葉真一、…
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