悪の愉しさの作品情報・感想・評価・動画配信

悪の愉しさ1954年製作の映画)

製作国:

上映時間:112分

配給:

3.7

あらすじ

『悪の愉しさ』に投稿された感想・評価

YAZ
3.8

知人殺すサラリーマンの観る

妻子と暮らす中根は友人から
少額を騙し取るはの小さな男
一度関係し忘れられない同僚
康代が結婚すると

監督 千葉泰樹 原作 石川達三

森雅之、久我美子目当てで観たら…

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意外とこの年代の東映の現代劇って見てこなかった。こんなに下衆な映画なのに110分もあるのが変なように思う。普通7、80分で済ますんじゃないか。でも原作が新聞連載らしいからこのくらいになるんだろう。ど…

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mira
4.0

会場を後にするときに風で馬券?新聞紙?が風で舞っているカットがちゃんと挟まれていて素晴らしい。次々に女を抱く男、やって金がはいって、また金が出て、首が回らなくなり、、、飛び降りプライスレスさやばい。…

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このまんまの脚本で、もしアランドロンが主演したら、さぞかしもてはやされるだろうなー、という佳作でしたよ。こういう調子に乗った小悪党が追いつめられていく様は、小市民にとっては痛快なもんだし、そしてその…

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後年の「青春の蹉跌」に似通った石川達三原作の社会派小説を、娯楽映画の達人千葉泰樹監督が、新人伊藤久哉の饒舌で冷血な感情を持つアンチヒーローを描出して秀作とした。検察室の窓から飛び降り自殺した伊藤に、…

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人を操る愉しさ、などと言っても、やっていることはカネで縛るだけ。口八丁とか、虚言癖のようなキャラかと期待したのだが、悪意の塊という、どこにでもいる、つまらない奴だった。

出てくる会社員やブローカー、隣の未亡人など、あらゆる面でみんな悪に染まっているように見える。しかし言ってみれば人間とはそのようなもので、みんな都合上そうなってしまっており心の底から悪を愉しんでいる人…

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ゴジラ映画なんかで見かける伊藤久哉、クールな東宝俳優たちの中でもひときわ冷血そうな印象があったけど、それをそのままピカレスクにしたような映画。
モノローグ主体で進むわけだが、女性と会話をしながら内心…

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4.0
このレビューはネタバレを含みます

最初はセコいタイプの主人公だなと思いながら視聴。はじめて森雅之がされる役なのを観た。後半から主人公は自分の境遇について語り始める。主人公がどことなく子供っぽいような短絡的なのはもしやと。
親身になっ…

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shino
3.3

昔の社会の方が人間関係が密だから借金も普通に頼んだりしている。貸す方も工面するあてもないのに。
生活するのに精一杯だいうのに 毎晩のようにキャバレーに行きお酒を飲みダンスをする。
ダメな見本のような…

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