丹羽文雄の原作を、西亀元貞と成瀬巳喜男が脚色。
戦後5年、かつて学徒動員で駆り出され、死地を彷徨って帰ってきてようやく復学したものの、財閥解体、新体制のなか、親の遺産も奪われ、苦学生となった主人公。…
宇野重吉(森宗久)
原保美(須藤茂隆)
濱田百合子(田上千鶴)
若山セツコ(須藤雅子)
久我美子(福田つね子)
木匠くみ子(宮部紀美子)
志村 喬(紀美子の父)
菅井一郎(德永)
柳谷寬(土井垣健)…
どんなにイケメンで高学歴でも、性格が悪く、その頭の良さを悪行に利用してしまっては、何にもならない。途中までは良かったが、柳谷寛がどうなったかも分からず、久我美子の使い方も勿体ない。最後もあっけない。…
>>続きを読む成瀬巳喜男関連では失敗作とか言われているらしいが、そんなことは関係なくなかなか面白かった。ドラマ性はどうだか知らないが、ビジュアル的には「秋立ちぬ」とともに「銀座化粧」などより良い。戦後5年ほどの当…
>>続きを読む『怒りの街』(1950)丹羽文雄の原作を西亀元貞と成瀬巳喜男が脚色。当時35歳で大学生に見えず味わい深い宇野重吉と男前な原保美主演による学生ピカレスク。当時、世間を賑わした「光クラブ事件」が背景にあ…
>>続きを読む光クラブ事件に憧れを持つ大学生たちの、悪徳とためらいを描いた作品。自身の美貌を利用し、女性を踏み台にしてのし上がりたい原保美と、途中までは共犯関係だったのに、純朴な少女に見抜かれて正義に目覚める宇野…
>>続きを読む1948年東大生闇金融事件光クラブ事件が及ぼした日本社会の衝撃度合を示す成瀬巳喜男監督の問題作。祖母東山千栄子、母村瀬幸子、妹若山セツ子を養う息子原保美は、学生乍ら友人宇野重吉と共に、ダンスホールで…
>>続きを読む怪奇大作戦の所長がガス人間的な犯罪者をえんずる東宝変身人間シリーズとして鑑賞。戦後的光と軽さの中でつい暴走してしまう者。さらに苦悩と闇をつのらせる者。彼ら戦前的人物が戦前的情念をその内面の底深く渦巻…
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