タジキスタンの監督バフティヤル・フドイナザーロフの第1作。荒野を往く機関車は「大地のうた」を、兄との無賃乗車は「北国の帝王」を連想させる。次作「コシュ・バ・コシュ/恋はロープウェイに乗って」は、作風…
>>続きを読む年の離れた兄弟が機関車に乗って父親に会いにいく話。
ジュブナイル×機関車×ロードムービー。
走行する機関車や人、馬など動的な映像の連続と車内から眺める景色や人々のリラックスした雰囲気の対比が楽しい。…
少年、アザマットが人懐こく可愛らしい。
でもかなりの食いしん坊キャラのその弟を、兄ファルーは口煩く叱る。
フドイナザーロフ監督のその後の作風にも通じる、乗り物が重要な役割を担っている。
ここではそ…
フドイナザーロフ特集で唯一時間が合わなくて観られなかった『少年、機関車に乗る』だが、延長戦的な上映でなんとか観ることができました。ありがとう目黒シネマ。そしてこれでフドイナザーロフはコンプリートかな…
>>続きを読む説明的なことを批判する人の気持ちもわかるが、その説明を言葉だけでなく芝居で以って表現する心意気を大いに評価したい。例えば、兄と祖母のやり取りで、「おばあちゃん」と呼び祖母の両肩に手を置くフィクショナ…
>>続きを読む初タジキスタン映画…この街並みをセピアで眺める事は、(普段なかなかお目に掛かる機会も無いが)テレビでも見られない、日常で絶対に交わる事の無い世界の鑑賞に思える。
ティーンネイジャーの爽やかさと芯が…
タイトルが全てを物語っているが、中央アジアの広大な景色の中を流れるように機関車が進み、さまざまな人々との出会い、交流が描かれるほのぼのとしたロードムービー。観光映画として眺めているだけでも上質な喜び…
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