少年、アザマットが人懐こく可愛らしい。
でもかなりの食いしん坊キャラのその弟を、兄ファルーは口煩く叱る。
フドイナザーロフ監督のその後の作風にも通じる、乗り物が重要な役割を担っている。
ここではそ…
フドイナザーロフ特集で唯一時間が合わなくて観られなかった『少年、機関車に乗る』だが、延長戦的な上映でなんとか観ることができました。ありがとう目黒シネマ。そしてこれでフドイナザーロフはコンプリートかな…
>>続きを読む機関車に乗っているシークエンス楽しくて癒される
大胆にクレーン撮影とか連結部分のヨリとか石投げられる箇所があったり、アザマットが動かし方を学んで勝手に動かすシーンとか
女性たちが乗ってきてからの空…
説明的なことを批判する人の気持ちもわかるが、その説明を言葉だけでなく芝居で以って表現する心意気を大いに評価したい。例えば、兄と祖母のやり取りで、「おばあちゃん」と呼び祖母の両肩に手を置くフィクショナ…
>>続きを読むフドイナザーロフ監督26歳のデビュー作ということを考えるとまだ未完の大器というところだろうか?1991年なのにモノクロ映画(意図的とも思えない)だし、貧しきタジキスタンという世界の映画なのである。
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初タジキスタン映画…この街並みをセピアで眺める事は、(普段なかなかお目に掛かる機会も無いが)テレビでも見られない、日常で絶対に交わる事の無い世界の鑑賞に思える。
ティーンネイジャーの爽やかさと芯が…