冒頭の超ロングからのオヤジ狩りにつけるカメラワークからずっとエネルギッシュ。
船がいかに映画的な乗り物かの実践のよう。
最初に船に乗って街に行くところはさっと省略するのに、後半別れのシーンでは船が離…
(別媒体から感想を転記)
2023/06/25
ユーロスペースのフドイナザーロフ特集で後から追加されたやつ。GUCCIのスーツを手に入れた少年3人のドタバタ悲喜劇。『海を待ちながら』の次に好きかも…
フドイナザーロフ監督の「ルナ・パパ」があまりにも素晴らしかったので、この映画も鑑賞。クリミア半島が舞台との事で、何気なく映っている風景が息を呑むほど壮大で美しかった。内容はそれぞれに家族の不遇を抱え…
>>続きを読む去年の登録忘れ。マジ傑作。『ルナ・パパ』とは似て非なる渓谷地帯で生活している三人の青年が海を渡った先には開発されきった文明世界が広がっている、同じ地平上に全く別の映画が出現したようなコントラストに感…
>>続きを読むスーツを手にしたワルガキ3人組が思い思いの行動をとる話で後半は3話編成のオムニバス式になる。各話のラストがどれも乗り物に乗った人物との別れのショットなのがちとワンパーンではないか?面白いけど!
3話…
『少年、機関車に乗る』、『海を待ちながら』のフドイナザーロフ監督が2003年に公開した作品。『ルナ・パパ』が大変面白かったので観に行ったけどこれも面白い。大好きな作品だった。
物語は港町に住む3人…
ルナパパに続いて冒頭の音楽と画、高まる。最初の喧嘩ではもっとヤバい少年たちでダンボだけいじめられてる関係性かと思ったら三人とも家族と友だち思いでスーツ交代交代で着てるの可愛らしかった。やっぱり荒っぽ…
>>続きを読む3人の少年がGUCCIのスーツを着て、それぞれ会いに行く相手との別れの場面がどれも素晴らしい。アレクサンドル・ヤツェンコと父アンドレイ・パニンとの岸と船とのカットバックと横移動撮影、列車を見送るアル…
>>続きを読む名画座で鑑賞。
3人の若者が一つのスーツを金を出し合って買い、そこからドラマが展開されていくという構造。
しかしそれぞれのドラマが独立してしまっていて、ほぼオムニバス形式になっている。
ここはもう少…