再現の作品情報・感想・評価

再現1970年製作の映画)

ANAPARASTASSI

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

3.5

『再現』に投稿された感想・評価

Nao
2.5
実在した農村の主婦の夫殺し事件を描く。巨匠のデビュー作という点での価値は高いがそれ以上のものはない。石畳や石垣など”白さ”に監督の原初的風景があるのかなと思わされた。
FeMan
3.6
アンゲロプロス監督が初期の頃はこんなにもミニマルな作品を撮っていたことは、後の映画を知る者からすればなかなか興味深い。

実際に起こっていた妻が夫を殺す事件を題材にし、イピロス地方で撮影を行った作品。
期待してたほどには面白くない。半ドキュメンタリーっぽいのはまあ良いか
3.0

出稼ぎから帰ってきた夫を妻と浮気相手が殺したやつ。
狭いコミュニティにいちゃいけない。
そもそも事件自体を隠蔽することはできなかったんでしたっけ。

紀伊國屋はケチケチせずレンタルも配信もされない現…

>>続きを読む

半世紀前の作品。
テオ・アンゲロプロス監督の長編デビュー作。
監督が33~34歳くらいの頃?

ところどころ、おっ!っと思わせるシーンはある。
ただ、地方検察、ジャーナリスト(監督自身)、事件を起こ…

>>続きを読む

私の中で『Reconstruction』と言えばルチアン・ピンティリエなのだが、その2年後にアンゲロプロスも同じ題名の作品を撮っていた。それが本作品である。長編デビュー作ながら既にアンゲロプロスとい…

>>続きを読む

アンゲロプロス長編処女作だがとてもいい映画。『死刑台のエレベーター』『サイコ』のような三面記事的殺人事件と、事件を契機に浮かび上がる当事者の心理、生活背景。二つの手法の間でのゆらぎ、とても中途半端な…

>>続きを読む
3.6

冒頭の車が泥濘にはまるシーン、最後の車を追いかける女性達のシーンにはっとさせられた。その後の作品達にも見かけられるワンシーンワンカットや、360度ぐるりと周りを映すカメラワークもいくつか見られた。街…

>>続きを読む

『旅芸人の記録』あたりから感じていたアンゲロプロス"らしさ"とよばれるものには、「十分に距離を取ったカメラによる長回し」がある。それゆえ、早速冒頭のシーンで、トラックをぬかるみから引き出す人々を間近…

>>続きを読む
SN
3.6

ギリシャのとある山村で起こった、妻と愛人による夫殺しのお話。サスペンス的要素よりも、村社会特有の湿っぽさや閉塞感を強く感じさせる。ぬかるみにタイヤをとられるバス、傘を差し降りてくる人々、冒頭から何か…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事