出稼ぎから帰ってきた夫を妻と浮気相手が殺したやつ。
狭いコミュニティにいちゃいけない。
そもそも事件自体を隠蔽することはできなかったんでしたっけ。
紀伊國屋はケチケチせずレンタルも配信もされない現…
半世紀前の作品。
テオ・アンゲロプロス監督の長編デビュー作。
監督が33~34歳くらいの頃?
ところどころ、おっ!っと思わせるシーンはある。
ただ、地方検察、ジャーナリスト(監督自身)、事件を起こ…
私の中で『Reconstruction』と言えばルチアン・ピンティリエなのだが、その2年後にアンゲロプロスも同じ題名の作品を撮っていた。それが本作品である。長編デビュー作ながら既にアンゲロプロスとい…
>>続きを読むアンゲロプロス長編処女作だがとてもいい映画。『死刑台のエレベーター』『サイコ』のような三面記事的殺人事件と、事件を契機に浮かび上がる当事者の心理、生活背景。二つの手法の間でのゆらぎ、とても中途半端な…
>>続きを読む冒頭の車が泥濘にはまるシーン、最後の車を追いかける女性達のシーンにはっとさせられた。その後の作品達にも見かけられるワンシーンワンカットや、360度ぐるりと周りを映すカメラワークもいくつか見られた。街…
>>続きを読む『旅芸人の記録』あたりから感じていたアンゲロプロス"らしさ"とよばれるものには、「十分に距離を取ったカメラによる長回し」がある。それゆえ、早速冒頭のシーンで、トラックをぬかるみから引き出す人々を間近…
>>続きを読むギリシャのとある山村で起こった、妻と愛人による夫殺しのお話。サスペンス的要素よりも、村社会特有の湿っぽさや閉塞感を強く感じさせる。ぬかるみにタイヤをとられるバス、傘を差し降りてくる人々、冒頭から何か…
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