誰も知らないのネタバレレビュー・内容・結末

胸がえぐられるような映画だった。普通に学校に行き、友人と遊ぶ、好きな物を食べて物を買って。普通ってなんだろう。明るいBGMがかかっている中、子どもたちの幸せそうな笑顔があったのに靴や服、部屋が汚れて…

ずっと切なかった。
明とその兄妹たちの生活が淡々と描かれている。ネグレクトの話だからずっと苦しいのかと思ったけど(ずっと苦しいけども。)そんな中でも楽しいこともあって、またそれが切なかった。
お年玉…

・「誰も知らない」。これが全てやった。
ただ、この映画では、主にアキラたちの視点で描かれていた。だからちゃんと、周りの人たちから見て、アキラたちがどのように見えていたのか考えたいし、知りたい。
・私…

YOUさんの母親の演技がリアルすぎて本当に凄い！
題材が題材なだけに、ずっと重いんだろうなと思っていたがちょっぴりあたたかさを感じた。子供らしい楽観的な雰囲気があったからかな。
ちゃんと生活は終わっ…

1988年に実際に起こった
東京都豊島区西巣鴨一丁目
“巣鴨子供置き去り事件”が題材。
母親が4人の子供を置き去りにし、
その全員の出生届けが
出されていなかった。

画面の端々に写る
未払いのガス…

「子宮に沈める」と比べると全くトラウマになる感じではないんだけど、これはこれで是枝監督っぽい雰囲気で興味深かった。
全体的に明るい感じなのが、子供目線なのかな。
なんとか自力で解決できそうで、もどか…

ふと是枝監督の本を手に取って読んだので、その流れで鑑賞

最後に妹を遺棄するところはちょっと飛んでるというかちょっと「物語」だなと思った(好きではないけど否定的な意味でもない)がそんなのどうでもいい…

ひたすらリアルで怖い。育児放棄された子供たちがゆっくりと衰弱していく様子。束の間の楽しい時間を純粋に楽しむ様子が、まだ子供であることを認めさせると共に、それ以外の辛い様子との対比を強調させる。実話ら…