いつか読書する日の作品情報・感想・評価・動画配信

『いつか読書する日』に投稿された感想・評価

ゆき
4.0

知らんぷりの先に。

人の本音なんて“くっきり”とわかりかねる。
純な部分と笑いの要素の配合が最適。
時間の流れには逆らえないのに、イタズラにも時間は歪む。
良い人生を作ってくれた夫に、自分が死んだ…

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あんまり需要もなさそうで、表立っては共感しづらい恋愛話。
だけどもそこが愛おしい映画。
4.0
このレビューはネタバレを含みます

いつか、ねぇ。Perfect days的な足るを知る系の働く孤独な初老の話かと思いきや、この人には明確な「いつか」を焦がれる気持ちがあった。あったんだ!!ってなる。
「この街の皆んなに牛乳を届けたい…

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<秘めた想いを読書に重ね、いつかはと願う>

牛乳配達とスーパーのパートで生活する50歳独身の大場美奈子には密かに想い続ける男性がいて、それは市役所に勤務する高梨槐多だった。二人は中学以来の同級生で…

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このレビューはネタバレを含みます
親の問題を子供が引きずらなくてよくない?
40
3.0
長崎の街並みが渋く、リアリズムにあふれている。この街でずっと生きていくこと、部屋に積まれた本を、物語を読み続ける人生。閉ざされた人生で、忍んでいた想いは報われないものなのでしょうか… とにかく渋い。
Shoken
3.9
坂道の風景が、登下校時の記憶を蘇らせた。そして雨。滝のような雨が夏にはいつも降って、溝が溢れていた記憶も蘇った。
age58
3.6

淡々と、淡々とお話は続く。人の人生ってこんな感じ。毎日、毎日同じ事を同じ時間に、同じスタイルで。田中裕子さんは幾つになっても地味で美しく色気のある人間だな。この映画でも地味で美しかった。岸部さんへの…

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何故タイトルがいつか読書する日なのか?
だって美奈子はずっと読書してるのに…

いつか読書する日という言葉だけとると、忙しくて読書なんて出来ない人の老後の話のようにも聞こえる。
しかし美奈子は老後で…

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 見はじめて、なんかどっかで見たことあるようなところやなあ…って思ってたら、後で調べたらロケ地はまさに地元であった。薄々気づき始めても確信が持てなかったのは、意図的に名所や場所を特定できる要素を廃し…

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