信さん・炭坑町のセレナーデの作品情報・感想・評価

『信さん・炭坑町のセレナーデ』に投稿された感想・評価

nagaoshan

nagaoshanの感想・評価

4.0
平山英幸監督作品!

日本映画名作選④

何気に三作品続けて福岡が舞台の作品だったので嬉しい(^^)

昭和38年東京から生まれ故郷福岡の炭鉱の島へ帰ってきた美智代と息子の守。
美智代は洋品店を開き守は新しい学校生活を始める。
ある日、守は同級生にいじめられているところを信一に助けられる…

長崎の池島や福岡の田川市、荒尾市など炭鉱にゆかりのある地で撮影されていて、地元の粕屋郡志免町でも撮影されているので嬉しかった(^^)

幼少期に真っ黒なボタ山を眺めながら遊んでいた。
今ではボタ山も緑の小さな山🏔になっていて面影はない。
炭鉱長屋で暮らす人々、駄菓子屋の怖いけど優しいおばちゃん、下着姿で将棋を興じるお爺ちゃんなど当時の生活風景、炭鉱現場で働き生きる人々を描いていて、みんな生きることに精一杯だった…

美智代演じる小雪が艶のあるお母ちゃんを演じ、池松壮亮も息子役で好演している。

とにかく演者が豪華ですね〜
池松、光石研、中尾ミエは地元福岡なので方言はお手のものだが、信一のお母ちゃん役の大竹しのぶは気合いが入っていて作品の格が上がっている。(^^)
そうそう、岸辺一徳と柄本時生もいい味出してた😎 


自身の幼少期も思い出す忘れられない作品になりました♪

良か映画!
りんぬ

りんぬの感想・評価

3.7
小雪きれいー。
丁寧に子どもの時からの成長が描かれてる感じ。
小さいコミュニティの炭鉱町の物語。
個人的には、大竹しのぶさんのお芝居が良かった。

ガタガタが怖さをまして、やっぱりそうなりますよね。って展開。

このレビューはネタバレを含みます

[あらすじ]
昭和38年。
東京で暮らしていた美智代は息子・守を連れて、故郷の福岡の炭鉱町の島へ帰ってくる。
守は地元の子どもたちに絡まれているところを、信一に助けられ、守と信一は親交を結ぶようになる。信一は親を亡くし、叔父夫婦の下で過酷な生活を強いられており、そんな中で息子を助けた件で優しく接してくれる美智代に淡い恋心を抱くのであった。
ほどなくして炭鉱の重労働がきっかけで信一の叔父は亡くなり、信一を取り巻く環境は悪くなり、いつしか美智代・守とも疎遠になってゆく。

時は流れ、昭和45年。
信一は美智代を秘かに想いながら、一家を支えるべく炭鉱で働いていたが、妹(従妹)の高校進学を機に、炭鉱の重労働に見切りをつけ、東京での就職を決めてくる。明るい前途を美智代に祝福されるものの、信一の東京行きが差し迫ったある日、炭鉱に悲劇が襲う。

<感想>
2010年11月公開作品であるが、2010年5月福岡で先行公開されて、
地元票を差し引いた前評判が好評であったため、ずっと観たいと思っていた作品で、前評判通り、期待を裏切らない2010年の密かな名作であった。

高度成長期の昭和のノスタルジーを売りにした作品は多いが、共通しているは、生活水準は今に比べれば低いものの、明日の暮らしは今日よりよくなるという具合に明るい見通しがもてる時代として描かれている。

しかし、その一方で産業の転換期ということでもあり、衰退していく産業もあったのもまた事実。まさに鉱業がその典型であり、衰退していく炭鉱を描いたのが本作である。

衰退の兆しを見せる炭鉱町での人々の暮らしは貧しいながらも、人々が決して悲観的になることなく力強く生きる姿が描かれていた。石炭採掘だけで支えられている島で、煤で肺がやられてしまったり、鉱業の衰退で職を失うことの悲惨さはあるけれど、それでも労働争議を起こして闘っている様子は、今に比べるとエネルギーがあるな、と感心してしまう。
これはこの時代のメンタリティなんだろうけど、信一が東京の工場勤めと妹の進学に希望を見出すというのも、若者は貧しくても前途に希望を持てる時代だったということで、それはそれでいい時代だったんだなと思う。

貧しいけど希望が持てる時代と豊かだけど不安な時代、どちらがいいか?

戻れない以上、ぼくらは豊かで不安な今を生きなきゃいけないけど。
【子役からの引き継ぎが見事で賞!】

池松壮亮めあて。
っって、な〜かなか出てこない(約1時間)
って思ってたら石田卓也が全部もって行った!!!!w
無骨で真っ直ぐキャラを演じさせたら最強ですな…。
あまりにも石田卓也が良かったので、
最後はなんだか締まらないラストに感じてしまって残念。

2016.08.09GYAO無料配信
kst

kstの感想・評価

3.5
池松壮亮、江口のりこが端役
昭和38年から45年、北海道の炭鉱町
yumi

yumiの感想・評価

3.2
今度の舞台が炭鉱町を描いた作品なので参考にしたくて見ました。

炭鉱夫の仕事は常に事故と隣り合わせ。その中で必死に生きる人の、生き様はかっこいい。

子供時代の役者さん達がみんな可愛い。
貧しい生活、色んな家庭環境でも、何があっても負けないという芯の強さが心を打たれる。

江口のりこさんいいなぁー。笑
「愛を乞うひと」「OUT」の平山秀幸監督が、辻内智貴の小説を映画化。

昭和38年の福岡の炭坑町を舞台に、貧しいながらも力強くたくましく生きる人々の日常と、やがて訪れる過酷な運命を描く骨太なヒューマンドラマ。

親を早くに亡くし、親の愛に飢えていた信さんを、主人公の美智代が黙って後ろから抱きしめるシーンに泣けた。

貧しい中でも一生懸命に生きている人々の魂が心に沁みる感動作。

(銀座シネパトスにて鑑賞)
PARPAR8266

PARPAR8266の感想・評価

3.5
すっげえ豪華キャスト!!!
若かりし池松壮亮、柄本時生、金澤美穂、村上純、江口のりこ、この辺はひと目見て若いなーって感じた。
大竹しのぶ、小雪、光石研らは変わらない。それもそれですごいけど。


小雪の表情、もうすこし柔らかかったら…と気になった。
妙に表情が硬いというか、強張ってる。
ただ、母親でありながら妖艶で若々しくて現役感。そこはすごく素敵でシンさんとのそれも納得が行くレベル。自分がシンさんなら確かに恋焦がれると思う。

終盤の展開が少し分かり易すぎたけど、

鄭義信×平山秀行のタッグは映画として観やすい。
そしてエンドロールで心温まる気持ちになれる。なぜだろう。
ドラマ【あなたの番です】でカタコトの中国人役をやっていた金澤美穂が美少女!
可愛かった!
昭和30年代後半から40年代にかけて、自分の幼少期の様な懐かしさも感じさせながら、たぶん北九州の炭坑の町はこんな感じだったのだろうとか、クラスにいた朝鮮人の子ども達との差別や友情など、本当にその頃の時代背景が匂って来そうな程だった。音楽も小道具や美術、風景など何処かでみた様で、それだけでも共感してしまい、引き込まれてしまった。
そして何よりも、脚本(ストーリー)が胸を打つ。
エンディングクレジットを見たら『脚本:鄭義信』となっていて妙に納得!
この方、『月はどっちに出ている』『岸和田少年愚連隊』『愛を乞うひと』『OUT』『焼肉ドラゴン』などの脚本家だ。
しかも平山秀幸監督は北九州出身で、まさにこの『信さん』らと同世代。実体験かと思うほど、こんなにも味わい深い作品になった訳が分かった気がした。
福岡 炭鉱 小雪さん

1つの終わり

繰り返されてきた一幕の中にあった思い出

小雪さんはなんというか独特な美人さんだよなぁ
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